Kis-My-Ft2・玉森裕太、主演映画で“力不足”実感? 「100%出しても伝わらない」弱音ポロリ
6月12日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2のキスマイRadio』(文化放送)に、Kis-My-Ft2・横尾渉と玉森裕太が登場。ドラマや映画の“NGシーン”について語られた。
この日、リスナーから「今までドラマや映画に出演されてきたと思うのですが、NGって結構出しますか?」という質問が寄せられ、現在、主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が公開中の玉森は、「NGなんてたくさん出してますよ僕、何回も。嫌なほど出してますよ」とキッパリ。
セリフ間違いといった単純なミスよりも、「足りてなかった、自分の力が」と“力不足”で監督からNGを出されることが多かったようで、玉森は「100%出してるつもりではいるけど、やっぱ伝わらないときもあるしね、監督に。なんか難しいよね。思ってることをちゃんと感情に出してはいるけど。監督とのさ……人対人だし、伝え方だったりとさ、そういうのって変わってくるから」と、苦労を語っていた。
そして横尾が「NG出たときの共演者の空気感って、どうなんですか?」と聞くと、玉森は「みんなも“当たり前”だと思ってるからね。NG出すことが悪いと思ってないから」と返答。玉森も、出演者の誰かがNGを出したとしても、「全然、何も気にしなくて大丈夫で~す!」とあっけらかんとしており、自分がNGを出しても「申し訳~!」くらいにしか思わないそう。その考えの根本には、「しょうがないんですよ。いいもの作るためだと思えば。そういう、何回もやり直すってのは問題ない!」と、いい作品を作っていく上での工程の一つとの思いがあるようだ。
一方、2018年にドラマ『○○な人の末路』(日本テレビ系)でKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」のメンバーと共演していた横尾は、セリフのイントネーションがうまくいかず、「全然言えなくて」苦労したことがあったそう。なんと、OKをもらうまでに20テイクほどかかってしまったシーンがあったのだとか。
そんな中で、もっともNGが多かったのは、千賀健永だったそう。最終回のとあるシーンで、横尾、二階堂高嗣、千賀、宮田俊哉の順でメンバーそれぞれに長セリフが与えられ、それを1カットで撮影する場面があったと回顧。誰かがNGを出してしまうと、全員で撮り直すことになる緊張感の中、千賀が何度もNGを出してしまっため、横尾と二階堂は「えっ、俺言えたのに……」とガックリしていたことを告白。とはいえ、実際は「メンバーでやってるから、(NGが出ても)笑いになるの。『何やってんだよ~!』とか」とのことで、和気あいあいと撮影していたようだった。
この放送にファンからは「言い訳をせず“どーん”とあるがままを受け入れる玉森くん、かっこいい」「玉森くんのこういう考えがホント好き!」「NGに対して寛容な玉ちゃんと横尾さん、余裕があって大人でいいね」などの声が寄せられていた。
(華山いの)