TOKIO・城島茂、「一番辛抱してる」「いろいろ苦労ある」……大御所ジャニーズの言葉にファン涙
TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が、6月12日に放送。この日はTOKIOの大先輩である、少年隊・植草克秀をゲストに迎え、大盛り上がりの“ジャニーズトーク”が繰り広げられた。
まずは歴史を振り返るべく、少年隊の結成についてトークをしていた際、植草が「1984~5年だよ」と曖昧な回答をする。しかし、実際は81年に結成し、85年に「仮面舞踏会」でレコードデビューしている少年隊。スタッフから訂正が入ると、城島茂も「85年ですよ。僕……そ、その、レコード買ったんですよ!」と主張。植草が苦笑いで「お前、何必死にしゃべってるんだよ?」とツッコむと、城島は「そのレコード買って、事務所入りたいと思ったんですよ! 少年隊に憧れてジャニーズ入ったんですから!」と目を輝かせ、国分太一から「最高の関係ですね、お2人の関係!」と称賛されていた。
少年隊の大ファンだと明らかになった城島だが、植草らと最初に顔を合わせたのは、かつて放送されていた音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)の楽屋だったという。当時城島は、地元・奈良から上京後、ジャニー社長から誘われて楽屋に行き、少年隊を目撃したとのこと。その時の様子について、城島は「廊下で錦織(一清)さんがプロデューサーさんとしゃべってて、東山(紀之)さんがダンスの振りを確認してて、奥見たら植草さんがサンドウィッチをガッツガツ食べてた」と明かし、スタジオは笑いに包まれる。
一方、植草から見た城島の印象は、「合宿所で眼鏡掛けてビデオ撮ってた思い出しかない」とのこと。当時、合宿上では先輩が出演していたテレビ番組を後輩が録画する決まりがあったらしく、その担当が城島だったという。そして植草は城島を「すごく優しい」と褒め、「果物むいてくれたり、ラーメン作ってくれたり、すごくイイやつ」と評価。
これには松岡昌宏も、「僕らがTOKIO結成したときに一番うらましかったのは、先輩のところ行くと必ず『よお、城島』って(言われる)。少年隊さんとか男闘呼組さんとか光GENJIさんのところ行っても、『よお、城島』って。これはすごいなって!」と、先輩から慕われる城島に憧れていたことを告白。植草は「城島は合宿所にずっといて、いろんなものを見てるわけよ。見ちゃいけないものも見てるだろうし、言っちゃいけないものも黙ってるだろうし。こいつが一番辛抱してるんじゃないかって。いろんな意味で苦労してる」と、しみじみ話していた。
そして城島は、植草に感謝したいことがあると語り出す。高校時代、ドラマの撮影で“標準語”のセリフがあったものの、城島はうまくしゃべれず苦労していたそう。そんな城島を見て、植草は「何やってんだ?」と声をかけ、「読み合わせしたろ」と言って演技指導をしてくれたのだとか。さらに城島は、その時植草が「俺は、少年隊の中ではヒガシやニシキには踊りで勝てないかもしれない。でも俺は、芝居と歌だけは絶対負けない」と言っていたことが強く印象に残っていると明かし、TOKIOメンバーからは「えー!」「うおー!」と感動の声が。「そんなこと今言うなよ!」と照れる植草だったが、城島は「自分の自信持てることをやれって、すごく励ましてくれた」と、感謝の気持ちを伝え続けたのだった。
この日の放送に視聴者からは、「リーダーも下積み時代はつらかったんだろうなと思ったら、なんか泣けてきた」「なんか今回の放送はリーダーのすごさを感じた。後輩のことを褒めてくれる植草先輩も優しいね」「リーダーはいろいろ苦労があったよね……本当に頑張ってると思う」という声が集まっていた。
(福田マリ)