娘がステージデビュー! ジェニファー・ロペスが「私は緊張したのに、娘は平然としてた」と親心を見せる
7月24日に50歳の誕生日を迎えるジェニファー・ロペス。その節目の誕生日を祝うツアー『It’s My Party: The Live Celebration』が、6月7日にロサンゼルスで幕を開けた。そのステージの中で、主演映画『セカンド・アクト』(2018)の挿入曲「Limitless」を熱唱中、ジェニファーの男女双子の娘エメがサプライズで登場。おそろいの深紅のドレスを着た2人は、大歓声を浴びながら母娘デュエットを披露し、ファンを大いに喜ばせた。
翌8日、米情報番組『エンターテインメント・トゥナイト』の独占インタビューを受けたジェニファーは、「エメは緊張していたのでは?」という質問に対して、「全然! 逆に大興奮してたのよ」「親譲りで、(エンターテイナーの)血が流れてるからね。ライオン・ハート(堂々として勇敢)な子だから」と回答。「2万人の観客の前でパフォーマンスするって、すごく大変なことなのよ」と、普通の子どもだったら足がすくんでしまうとしたうえで、「私は彼女を見つめながら、『どうかすべてがうまくいきますように』って祈っていたわ」「私は(感動のあまり)声が出なくなっちゃったけど、エメは平然としていたのよ」と、たくましい娘に驚かされたことを明かした。
ジェニファーは、「緊張をエネルギーに変えてアドレナリンを放出してこそ、ステージ・パフォーマンスができるのだから、その点では(エメは)緊張していたかな」とも分析。「でも、ガチガチに緊張してはいなかった。私は、『うちの子をステージになんて立たせられないわ!』ってガチガチになってるのに、エメは『準備OKよ』という感じだったわ」と語った。
ネット上では、エメの堂々としたパフォーマンスが「素晴らしい」と大絶賛されており、「プロそのもの」「ソロ歌手としてやっていける」「ディズニー・チャンネルで番組持てる」といった意見や、「同じく双子の子どもたちをステージに上げて、無理やり歌わせるマライア・キャリーに辟易していた。娘の歌の完成度が高くなるまで待ってステージに出したジェニファーの方が常識があり、好感が持てる」といった意見が飛び交っている。
ジェニファーと、サルサの帝王として名高い元夫マーク・アンソニーの間に生まれたエメは、歌うことが大好き。ジェニファーは以前から歌うエメの動画をSNSに投稿しており、ファンは学校のクリスマス・ショーでニコニコ顔で歌う姿や、誕生日を祝う動画の中で熱唱する姿を見て、母娘デュエットが実現する日を心待ちにしてきた。
16年にテレビ番組のインタビューで「エメは歌うことが大好きなんだ」と破顔していたマークも、5月にジェニファーがYouTubeで披露したエメの歌声を、大喜びしながらインスタグラムに投稿していた。マークのステージ・パフォーマンスは、サルサというジャンルだけに、濃く、激しく、情熱的。11歳の娘はついていけないかもしれないが、ライオン・ハートなエメなら、ジェニファーとのデュエットのようにニコニコ笑いながら父親と共演できそうだ。
今回のエメとジェニファーの初デュエットは、ジェニファーの婚約者であるアレックス・ロドリゲスが観客席で見守る中で行われた。ジェニファーとアレックス、そしてマークの関係は良好なので、この先、ジェニファーのツアーにマークが飛び入り参加し、親子3人で熱唱する可能性があるかもしれない。