木村拓哉、フジ開局記念ドラマ主演も「見る気しない」「事務所のゴリ押し」と冷めた声
フジテレビ開局60周年記念作品として、スペシャルドラマ『教場』が2020年新春、2夜連続で放送されることがわかった。主演は木村拓哉に決定しているが、つい先日、今年10月スタートのTBS系「日曜劇場」ドラマ(タイトル未定)で主人公を演じると発表されたばかり。これらの情報が立て続けに解禁されたため、ネット上では「また主役?」「どこにキムタクの需要があるの?」と疑問の声が噴出している。
「『教場』は、長岡弘樹の同名小説が原作のミステリー。警察学校を舞台に、生徒たちが巻き起こすさまざまな事件を“冷酷なカリスマ教官”が暴いていくという話で、木村は警察学校の教官・風間公親を演じます。風間は“冷酷で謎めいた人物”という設定なので、これまで木村が数多く演じてきた、“ヒーロー”や“スター”といったイメージの役とは、また違ったタイプになりそうです」(芸能ライター)
風間を演じるにあたり、木村は「おそらく見たことのない、味わったことのない作品になると思うので驚く方が多いのではないかと思います」とコメントを寄せているが、ネット上では「本人は頑張ってるつもりでも、見てる方は全部『木村拓哉のドラマ』なんだよなあ……」「いや、絶対今回も見たことあるキムタクが出てくるだけだと思う」「作品が斬新でも、主演がキムタクだと全部同じ」と、厳しい声が続出。
「1990年代後半~2000年代前半、木村が主演を務めたドラマは軒並み大ヒットしていたものの、最近では『いかにも“キムタク”っていう演技がサムい』『何をやってもキムタクだから見る気しない』と、人気絶頂だった頃の芝居から脱却できず、苦戦している印象です。また、演技力にも疑問を抱くネットユーザーは多く、『演技ヘタなのにどうして主演ばっかり続くのか不思議』『キムタクに冷酷な人物なんて演じられるの?』と指摘されています」(同)
また、各局で放送された開局記念スペシャルドラマで、ジャニーズアイドルの主演が続いていることについて、「またジャニーズかよ」「ちゃんと俳優使え!」と批判も。
「今年3月28日、フジテレビ開局60周年特別ドラマとして放送された『砂の器』は、少年隊・東山紀之が主演を務めたほか、Sexy Zone・中島健人もメインキャストで出演。さらに、5月22~26日に5夜連続で放送されたテレビ朝日開局60周年作品『白い巨塔』は、V6・岡田准一が主演でした。いずれも、『演技がヘタすぎる』『ジャニーズの大根演技なんとかして!』と酷評されていただけに、木村の主演抜てきも『事務所のゴリ押し』と感じる人が多いようです」(同)
とはいえ木村は、昨年公開された映画『検察側の罪人』での泥臭い演技が好評を得ており、「木村拓哉の新境地」「キムタクにこの役を当てたのは大正解」などとも言われていた。今回の『教場』でも、“かっこいい”だけではない木村の姿を見せてほしいものだ。