立川志らく、川崎殺傷事件めぐり炎上続き――TBS朝番組「MC報道」に「大事故起こす?」の声も
落語家・立川志らくの発言をめぐるネット論争が相次いでいる。4月には、今秋から情報番組のMCに起用される可能性が報じられていた志らくだが、一部関係者の間では「彼はMC向きと言えるのか?」と、不安視されているようだ。
「人気落語家の志らくは、情報ワイド『ひるおび!』(TBS系)にコメンテーターとして出演するなど、テレビ番組でも活躍中。タレントがテレビで発言した内容が、ネット上で取り沙汰されることは珍しくありませんが、志らくの発言はこのところ立て続けに物議を醸しています」(芸能ライター)
まずは5月28日に神奈川県川崎市で発生した殺傷事件について、同日放送の『ひるおび!』に出演した志らくは、自殺した容疑者に対して「死にたいなら一人で死んでくれ」と、怒りのコメント。ネット上には同調する声も寄せられたが、一方で「容疑者を庇うわけではないが、それは間違ってる」「『一人で死ね』は根本的な解決にならない」といった苦言も少なくなかった。
「また、翌29日に自民党・桜田義孝前五輪相が少子化問題について『お子さん、お孫さんには、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてほしい』と口にしたことが“問題発言”と指摘される中、志らくは翌日の『ひるおび!』で『悪意はたぶんない』『昭和の時代なんかは普通に、映画の中でもある』などと言及。この件も、『なんで昭和の話をしてるの? もう令和ですけど?』『志らくのコメントはズレている』との批判も少なくありませんでした」(同)
そんな志らくだが、秋からは情報番組のMCとして“朝の顔”になるという話も出ている。
「TOKIO・国分太一と女優の真矢ミキがMCを務める『ビビット』(同)が終了し、その後番組を志らくが担当するといった情報が流れています。最近は『バイキング』の坂上忍のように、世間や共演者と真逆の意見をハッキリ物申すタイプのMCが求められており、その点でTBSも志らくに大きな期待を寄せているのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
しかしコメンテーターとは違い、MCには「トークを回して着地させる役割が必要になる」(同)という。
「また、自身の発言が炎上した場合、コメンテーターなら謝罪で済みますが、MCは番組全体の責任を問われる立場になりますから、『本当に志らくに朝の情報番組を任せられるのか』『大事故を起こさなければいいが』と指摘する業界関係者は少なくありません。そもそも『ビビット』の“打ち切り説”は、同時間帯に放送されるテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』に、視聴率でまったく太刀打ちできない中で浮上したもの。TBSとしては志らく投入で風向きを変えたいのでしょうが、どれほど効果があるか……」(同)
果たして志らくは、MCとしても人気を獲得できるだろうか。