嵐・大野智、『嵐にしやがれ』海ロケで「バカヤロウ!」とスタッフの対応に不満炸裂
嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が、6月1日に放送された。この日は、大野智が自身の名前をつけた船「大野丸」で日本全国の海をめぐり、操船の技術を磨くとともに、各地の海の魅力を発信する企画「進め!大野丸」に、ファンの注目が集まっていた。
今回の旅の目的は、淡路島と徳島県の間にある鳴門海峡で発生する「鳴門のうずしお」を見ること。ゲストには、このコーナーのために「小型船舶二級免許」を取得したという俳優・加藤諒と、歌手・青山テルマが登場した。
ハイテンションなゲスト2人に引き気味の大野だったが、船を走らせて30分、淡路島に到着すると「行こうぜ! イエーイ!」とテンションが急上昇。そんな大野は完璧に“着岸”をこなし得意顔を浮かべるも、加藤と青山は雑談に夢中。そのため、すぐに「誰も見てねえし。(カメラも)撮ってねえし!」といじけてしまうのだった。
気を取り直して、淡路島の観光スポット「うずの丘 大鳴門橋記念館」に足を運ぶと、その中で“インスタ映え”するという、貸し出し用の「玉ねぎカツラ」を発見。3人そろってそれを被り、玉ねぎ型の大型イスで仲良く記念撮影していた。その後、玉ねぎが取れるUFOキャッチャーに挑戦したり、「生玉ねぎ早食い競争」に参加したりと、淡路島を満喫する一行。
そしていよいよ“うずしお”を目指し、船で再出航したのだが、途中でトラフグの養殖場を見つけ、3人は目を輝かせる。取れたてのふぐと、2日寝かせたふぐの身を両方味わわせてもらうことになり、大野は取れたてのふぐを食べ「強烈~!」と一言。また、2日寝かせたふぐも「うめえな、これも。甘いな」と絶賛し、「どっちも好きだな」としみじみ。「うずしお……(行かなくて)いっか」とつぶやくほど、満足したよう。
とはいえ、番組的にうずしおに行かないわけにもいかず、大野丸で鳴門海峡に近づくと、大量のうずしおが発生中。大野が巧みな運転でうずしおの上を通過し、加藤と青山は「ギャー!」と大騒ぎする一方、大野は舵を取られないよう運転に必死で、うずしおは見られず……。「全然見えねえよ、バカヤロウ!」と愚痴をこぼしていたものの、最後には2人から「船長かっこよかった!」と褒められ、満足そうな表情を浮かべていた大野だった。
この日の放送に視聴者からは、「あのうずしおの上を運転できるとかさすがだわ!」「かわいい大野さん、男前な大野さん、哀愁漂う大野さん、どれを切り取っても映える!」「最終的に『かっこいい!』で許しちゃう大野さんが大野さんだった(笑)」という声が集まった。
(福田マリ)