KinKi Kids・堂本光一、「インスタって何のため?」とさだまさしの“おじ映え”写真をバッサリ
6月1日に放送されたKinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、さだまさしがゲスト出演した。
「ゲストがやりたいことをやる」というのがコンセプトの同番組。今回さだは、「インスタ用の“おじ映え”写真を撮りたい!」とリクエストした。インスタグラムなどに投稿した写真が鮮やかで際立っている時に “インスタ映え”という言葉を使うが、“おじ映え”とはさだいわく、「おじさんだからこそ撮れる、渋くて哀愁ただよう雰囲気のある写真」とのこと。そんな写真を撮影するべく、下町情緒あふれる東京・谷中でロケが行われた。
番組冒頭、堂本光一は「谷中」のことを「たになか?」と発言。即座に堂本剛が「“やなか”です。谷中の人、全員でしばいていいですか?」と光一の読み間違いを訂正した。KinKi Kidsの“小ボケ”のあと、さだが登場して「今、カメラに大変凝ってましてね」と告白。総額にして500〜600万円ほどカメラを所持し、そのカメラでインスタグラムに掲載する写真を撮りたいと語る。すると、光一が「インスタって、何のためにあるものなんですか?」と、インスタグラムの使用意図について質問。さだは「要するに、あの〜……所在確認。生存確認」と、“生きている”ことを確認するためのツールだと説明していた。
そんな“おじ映え写真”の指南役として、インスタグラムでレトロな写真を投稿し人気を集めている、お笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男が登場。岩井の案内で一行が向かったのは、「初音小路」と呼ばれる雰囲気のある横丁だ。
到着してすぐ、さだは横丁にある老舗せんべい店で買い物をし始め、剛はテレビカメラから遠く離れたところで写真を撮影。光一もデジカメを無言で確認しており、自由奔放な行動をする3人に、岩井は「みんなバラバラなことやってますけど……」「これテレビですよね?」とツッコミ。その後は、幕末の頃に築かれた塀「築地塀」や、谷中のシンボルと呼ばれる樹齢90年の「ヒマラヤスギ」といったスポットに立ち寄り、谷中の街をゆったりと歩きつつ、各々が個性的な写真を撮っていた。
ロケを終え、それぞれの“おじ映え”ベストショットを披露する中、光一のベストショットは「“ドロボウ”という看板の横にたたずむ岩井の写真」、剛は「大小さまざまなパイプが並んでいる横で、さだがポーズをとる写真」をチョイス。これを見たさだが「パイプっていうのは、いろんなところに人生を繋げていくもんだね」としみじみと語ると、光一も「インスタも“繋がり”なのであれば……」と呼応。「心のパイプ〜インスタ〜」という名言をさだが残し、美しく番組を締めたのだった。
番組で撮影した写真は、さだのインスタグラムで見ることができ、「いいね」やコメントなど多数の反応が。「さだまさしさんの回、ほっこりする雰囲気で良かったですね~」「さだまさしさんとキンキの3人の雰囲気、すっごくいい! 何あのホンワカした不思議な雰囲気〜」「お散歩しながら写真を撮るだけで、こんなに楽しい番組になるなんて……!」など、ゆるい雰囲気に癒やされたファンが多かったようだ。