福山雅治の賞味期限迫る? 『集団左遷!!』、ヒット枠・日曜劇場で「7%台低迷」の危険度
福山雅治が主演を務める連続ドラマ『集団左遷!!』(TBS系)が5月26日に前半戦のクライマックスとなる第6話を迎え、平均視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第5話の9.0%から1.2ポイントの下落で自己ワーストを更新したが、これに伴い、関係者の間では「福山の“賞味期限”が迫っているのではないか」とささやかれている。
「同ドラマは、廃店が決まっている三友銀行蒲田支店の支店長・片岡洋(福山)が、部下たちと起死回生を狙うという物語。初回13.8%で発進後、第2話の放送がゴールデンウィーク序盤と重なったこともあり、一気に8.9%まで転落。GW終盤に放送された第3話は10.1%と息を吹き返したように見えたのですが、第4~5話で9%台を推移すると、ここにきて初の7%台を刻んでしまいました」(芸能ライター)
福山といえば、かつてフジテレビ「月9」枠で主演を務めた『ガリレオ』(フジテレビ系)シリーズが人気を博し、2007年の第1シーズンは全話平均21.9%、13年の第2シーズンが全話平均19.9%、同年のスペシャルドラマも15.3%をマーク。しかし、16年に同枠で放送された主演ドラマ『ラヴソング』は全話平均8.5%、単話最低視聴率は6.8%(第6~7話)と大爆死していた。
「この時点で、業界の一部関係者からは『福山ではもう数字が取れないのでは?』と不安視する声も出ていましたが、当時はフジの『月9』枠自体が低迷していたため、『福山ではなく、枠が悪かった』ととらえる関係者も多かった。一方、『集団左遷!!』が放送されているTBS系『日曜劇場』枠は、『半沢直樹』(13年)など高視聴率のヒット作を連発してきた“鉄板枠”だけに、TBS側も『月9でコケた福山でも、日曜劇場なら大丈夫だろう』と読んでいたのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
ところが、そんな予想は大きく外れてしまい、『集団左遷!!』は視聴率下降の勢いを増している。
「この事態に、福山サイドも相当焦っていると思われます。前作の『ラヴソング』以降、今回のドラマ主演まで3年開けたのは、“失敗しないため”に作品選びを慎重にしていた可能性が考えられ、にもかかわらず『集団左遷!!』もこの惨状ですから。ドラマ界には『2本連続で主演作がコケると、その後の主演起用は厳しくなる』という定説もありますから、福山もここで“賞味期限切れ”とみなされてしまうことも考えられます」(同)
ドラマはまだ折り返しを過ぎた段階。主人公と同じように、福山も起死回生を狙えるだろうか。