木村拓哉、ソロ歌手デビュー計画頓挫か――TBS日曜劇場「シェフ役」ドラマの主題歌予定だった!?
元SMAPの木村拓哉が、10月期のTBS系「日曜劇場」枠で放送される連続ドラマ(タイトル未定)で、主演を務めることが発表された。業界内では、“高視聴率”が期待されているようだが、「その裏で消滅してしまったプロジェクトがある」(芸能プロ関係者)という。
「木村といえば、これまでにさまざまな職業の主人公を演じており、今回の連ドラでは“天才シェフ”役に挑戦するとか。同じくシェフ役での出演が発表されているヒロインの鈴木京香とは、2007年放送のドラマ『華麗なる一族』(同)以来、約12年ぶりの共演となるそうです。ストーリーは、シェフの男女が出会い、ともに世界最高の三ツ星レストランを作っていくという内容だといいます」(芸能ライター)
ドラマの脚本を担当するのは、大ヒット中の映画『キングダム』の脚本家の一人でもある黒岩勉氏で、演出は、昨年1月期に注目を集めた連ドラ『アンナチュラル』(同)を担当した塚原あゆ子氏。プロデューサーの伊與田英徳氏は、平成を代表する大ヒットドラマ『半沢直樹』(同)など多数の話題作を手がけている。
「『半沢直樹』をはじめ、『日曜劇場』はヒット枠と言われていますし、そこに木村をはじめとする豪華キャスト&実力派のスタッフが集結するとあって、高視聴率は約束されたようなものなのでは。一方、実は同ドラマには“木村のソロ歌手デビュー”というビッグプロジェクトが用意されていたのですが、こちらはどうやら実現できなかったようです」(前出・関係者)
もともとはSMAPとして、歌手を本業としてきた木村。しかし16年にSMAPが解散した後、事務所に残留した木村は俳優業を、中居正広はバラエティを中心に活動を続けてきた。退所した3人は、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏が設立した新事務所「CULEN」に所属し、歌手活動も再開している。
「そんな中、木村にも“ソロ歌手デビュー説”が浮上していました。SMAPと同じレコード会社・ビクターエンタテインメントのチーム、通称『Sルーム』が動き、19年に正式発表される……という話にまでなっていたんです。そのデビュー曲が今回のドラマの主題歌に起用される計画があり、当初は木村本人も乗り気だったはずです」(同)
木村は今月4日、都内で行われた追悼イベント「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」にサプライズ出演し、ステージ上で熱唱したことが話題になっていた。
「そんな中、ソロ歌手としての本格的な再始動も現実味を帯びていたのですが、結局、今回のドラマのタイミングでは『できない』となってしまったようです。TBS、ビクターとも準備万端でしたから、『いったい何があったのか』と、騒ぎになっているとか。木村には今後もドラマ主演の予定があるようですが、ソロシンガーとしてのデビューが内定するのは、いつになるのか……」(同)
果たして木村のソロ歌手デビュー計画は、このまま頓挫してしまうのだろうか。