元NGT48・山口真帆、研音所属も前途多難?「AKS以下」とされるマスコミ対応の“ずさんさ”とは
NGT48を卒業した山口真帆が、大手芸能プロダクション・研音に所属することが正式発表された。ファンとみられる男性に襲撃された事件が発覚した後、運営サイドであるAKSのずさんな対応が次々と明るみになり、ネット上ではいまだに炎上が続いている状況だが、山口の新事務所決定の一報には祝福の声が飛び交っているようだ。しかし、一部研音関係者の間では、山口と研音の“相性”を不安視する向きが強いという。
山口の移籍先が「研音」と伝えられた時点で、ネット上には「安心した」という意見が多く見受けられた。というのも、研音は人気俳優や女優を擁する大手かつ老舗の事務所、しかも「週刊誌が逆らえないほど、芸能界で絶大な影響力がある」(週刊誌記者)という。山口のファンにとって、研音所属の報せは「朗報」と言えるだろうが、業界関係者はどのようにみているのだろうか。
「バラエティ番組などでの“テレビタレント活動”に力を入れる事務所に所属した場合、山口は“NGTの暴露ネタ”を求められることになるでしょうが、それでは芸能人として先細りしていくのは火を見るより明らか。山口は女優業も視野に入れているようなので、所属芸能人を主演に据えられるドラマ枠を持つ研音を選ぶのは、ごく自然のことでしょう。主演級俳優のバーターとして、早ければ7月クールの連ドラから、ドラマに出演させることも可能ですし、努力次第では主演も決して夢ではありません」(スポーツ紙記者)
しかし一方で、研音のメディア対応に関しては「AKSとどっこいか、ヘタをすればそれ以下」なのだという。研音の関係者が明かす。
「AKSは隠蔽体質であることに加えて、マスコミをはじめとした社外への対応のずさんさが問題視されていましたが、研音にも似たようなところがある。例えば、週刊誌が所属タレントのスキャンダルに関する問い合わせを行っても無視することが少なくありませんし、かといって週刊誌に圧力をかけたり、取り引きして記事を取りやめにしてもらうようなテクニックもここ数年は発揮できていません。現在の広報担当者は、元々マネジャーをやっていたものの、『人と接するのが苦手』という致命的な弱点があり、それで広報になったというウワサもあります。手腕を見込まれたというより、単純に“できる仕事がなかった”から、致し方なく広報に……という流れだったとか。有事の際には手も足も出ないはずですよ」
とはいえ、現時点で研音は、大物俳優が複数所属し、スキャンダラスなイメージもついていない事務所。山口に、しばらくは安心できる環境を与えられることに違いはないだろう。
「懸念することがあるとすれば、会社が非常に“ドライ”なこと。マネジメントに逆らえば、将来を期待されていたタレントも簡単に切ってしまうし、使えない社員はすぐに降格させたり、最悪、社を追われることも。現社長は元々タレント活動をしていましたが、研音入りするまでは飲食店を経営していて、人情派というよりは、ビジネスの感覚で動く人なんです。万一、山口が研音への批判をSNSに書き込むようなことがあれば、どんな事情があったとしても、即刻解雇される可能性はあるとみられます」(同関係者)
山口はTwitter、インスタグラムとも以前までの投稿を削除し、現在は研音に所属したことを報告する投稿しか掲載されていない。AKSの悪しき部分を丸裸にしたアカウントは、果たして今後、何を発信していくのだろうか。