HiHi Jetsゲーム企画で猪狩“無双”状態、批判コメントに向き合うTravis Japan【Jr.チャンネル週報】
ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、5月16日~22日公開の動画をチェックします!
Travis Japan、批判コメントと真摯に向き合う
16日に配信されたのは「Travis Japan【ガチ本音】本気で真面目なお食事会 in 下北沢」(再生回数は24日時点で26万台)。撮影は東京・下北沢での謎解きゲーム(9日配信)後に行われ、七五三掛龍也が7人でのお食事会を提案。4月公開の「七五三掛トリセツクイズ」で負けた中村海人&松倉海斗が食事代を支払うという。お店は貸切&テーブルに固定カメラが設置された環境で、「カメラ気にしなくていいんだよね?(吉澤閑也)「気にしないで、好きなことをしゃべっていい」(七五三掛)と、リラックスムードのランチ会が実現。
最初の話題について、宮近海斗が「あらためてシメの好きなところを言った方がいいんじゃない? ビリの人が」と振ると、「見た目の割にちゃんとしてるよね。天然ちゃんじゃん、シメって。その割にいろいろ考えてるから、ちゃんとしてるなって」(中村)「ちゃんと周りも見てるしさ」(松倉)「いや、周りは見てないよ。リハの時、普通さ、後ろに気配あるなって思ったら、ちょっとこう避けたりしようとするじゃん。シメはそのまま突進してくるから」(中村)と、さっそく本音が飛び出した。
また、川島如恵留が「一番最初にシメが中心でやった企画ってさ、なにか覚えてる?」と問いかけると、中村が「ファンコール講座じゃなかった?」と即答。これは昨年6月配信の動画だが、「シメがちょっと拙かった時に、俺とかほかの人が頑張ってフォロー入ったことによって、俺らが叩かれるってことあったじゃん」(川島)「コメント欄で」(松倉)「めっちゃ叩かれたの。『シメちゃんの回なんだから、シメちゃんにしゃべらせて!』って」(川島)「だから、もう俺ら何もできない!」(松田元太)と、苦い思い出を振り返った(あの動画は中村のけだるい態度に対するコメントの方が多かった気も……)。
ここで、中村は「みんなって見るの? コメント欄は」と尋ねたが、頻繁にチェックする人、さほど気にしない人など、メンバーによって受け止め方が違うよう。やはりファンの意見は参考になるのか、川島は「メインとなる人以外のメンバーもある程度、自分の立場を気をつけながらやるっていうのも、もちろん大事だなとは、俺は思ったし。司会として、メインとしてやる人も、ちゃんと進行できるような力を蓄えていくことも大切なのかなって。最近はチャカ(宮近)と俺でMCとか回すようになってきたけど」と真面目にコメント。宮近も「(最初は)俺だけが進行な感じだったけど、途中から如恵留がルール説明とかいろいろしてくれて。ちょっとふざけやすいっていうか、楽しみやすくなった」と、「Jr.チャンネル」開始時との変化に言及した。
撮影を通じて「自分を出さないとな」と感じたという松田は「(動画を)見返したりもするじゃん」「『ここもうちょっと話膨らませられたわ』とか、『ここちょっと抑えた方が良かった』とかさ。俺の場合は抑えた方が良かったなっていう反省点しかないんだけど」と深刻な悩みをポロリ。自分の言動に厳しい松田に対し、中村は「そうかな? 良いと思うよ」と、励ましていた。さらに、松倉が「1発目の動画、マジで陰キャ(陰気なキャラ)だったよね」「顔がもうなんか微妙な顔だし、ちょっと半目なの」と自虐的に話し、メンバーの笑いを誘う場面も(今見ると確かに根暗そう)。
メンバーとの関係性がわかってきたからこそ、「自分もちょっともっとラフにできるようになったかもしれない」(松倉)とも語ったが、始まった当初はグループ内での役割に戸惑っていたとか。「ツッコミつまらない」と言われ、「行きどころがない」と落ち込んでしまったものの、メンバーに相談して解決できたと、裏事情を告白した。以降も「今、役回り的にはさ、1対6でボケみたいな感じになってるじゃん。俺のツッコミってさ、ツッコミじゃなくて、なんか正すみたいな形だからさ。それも俺の悩みではあって」(川島)「支えがいないよ、如恵留に対しての」(宮近)と冷静に7人の雰囲気を分析。
松田は「俺でも、支えられるちょっと若干、自信は(ある)」と述べ、「如恵留がボケたりするじゃん、意外と」「それもYouTubeで気づいたりして。だんだんわかってきて、キャラクターっていうか。もうちょっとくだけさせてあげられる環境を自然としたら、絶対面白いなって思う」と力説。当の川島は「たぶん俺がチャカに対して思っている気持ちと、たぶん同じことなんだろうね。背負うものが多かった人をなるべく分担してあげようって気持ちも、お互いみんなあるじゃん」と本心を明かすなど、Travis Japanはシビアに自分たちを客観視しつつ、各々が他者への思いやりを持っているグループなのだなと感じた。
今後も体を張る企画への挑戦を誓った上で、最後は「Travis Japanは家族」(七五三掛)との総評で終了。この内容に多くのファンが感激しており、「また一段とトラジャが好きになった! いつも笑顔でキラキラしている裏で、いろいろな葛藤があることを知って、最後の方は涙腺崩壊」「あふれ出す平和オーラは、トラジャ特有。これからもお互いを思い合う素敵なグループでいてください!」「何回も見ちゃうくらい神回。トラジャみんな食べ方綺麗だし、お皿綺麗に片付けるし、礼儀正しい。幼稚園児とか言われてるけど、実は大人な考えを持っていて、もっと好きになる」と、絶賛されている。