ダイソーとIKEAで解決! 片付けの天敵「買い溜め癖」「特売大好き」を治す6つの方法
Kさんの努力もあって、約1カ月後には半分以下まで減りました。賞味期限切れなど、処分するタイミングがわかりやすい食材はいいのですが、そうでないものの場合は「家にストックしておくと安心」という理由や、「買ったはいいけど、食べる気が失せた」などのから、減らすことが困難になりがちです。でも、都心で暮らす人は「食材ストック」の買い溜めは不要です。限られた空間を圧迫し、お金の無駄が増えるだけです。実は、「無くても困らないモノ」でもあり、必要なら24時間営業の店が冷蔵庫代わりになるからです。
食材が多すぎる人必見「買い溜め癖」を断つ6つの方法!
実は筆者も「食材ストック」が多すぎる「特売大好き人間」でした。特に、異国に行った場合、日本の半額以下で現地の食材が購入できるので“トランク満タン”になるまで買い溜めしていました。その結果、多くの「食品ロス」を作り、自己嫌悪に陥ったのです。そこで実践したのが「食材の買い溜め癖を断つ」6つの心得です。
【1】収納空間の制限を持つ
……食材をストックする空間を作り、制限を持ちます。
【2】お買い得に飛びつかない
……買う予定のないモノに飛びつく癖があることを自覚します。
【3】異国食材に惑わされない
……よく食べる習慣がない人には、作る意欲が湧きにくいものです。
【4】成分表示を読む習慣を持つ
……おいしくなかった加工品には、理由が潜んでいます。同成分のものをチェックしましょう。(例えば筆者は、増粘多糖類やアミノ酸調味料が苦手だと判明しました)
【5】使い切ってから次を買う
……食材に限らず「消耗品」は、この習慣を持つよう意識すること。
【6】ミーハー心を認める
……新製品に飛びつくタイプだと認めると、自制心が宿ります。
食材を買い込んでは「食品ロス」を繰り返す人は、結果と理由を考えてみましょう。これは、洋服や雑貨を買いすぎる人も同じです。例えば、異国のワンピースを買っても日本では着る場所がなくて、タンスの肥やしになるケースなどがあてはまります。モノが増える理由の前には、「考えないで買う癖」も潜んでいます。