放送禁止用語やキスも! セリーヌ・ディオンが「カープール・カラオケ」ではっちゃけ、好感度が爆上がり
「ラジオでも聞いてみますか?」というジェームズの問いにも歌で返していたセリーヌだが、持ち歌の「It’s All Coming Back To Me Now」のイントロが流れると、決まった歌を歌わなきゃいけないことにうんざりしたような顔になり、変顔を連発。「If I kiss you like this」という歌詞の部分では、「キスしてちょうだい!」とジェームズに真顔で迫り、唇にブチュッ。信号待ちでは窓を下げて、一般人に向かい手を伸ばして熱唱するなど、はちゃめちゃぶりを発揮した。
トークではジェームズから「1万足の靴を所有しているんですって?」と話題を振られ、「あなたのアシスタントたちは、靴をどうにかした方がいいと思っている」と伝えられると、セリーヌは彼女たちのことを「ビッチたち」とディス。セリーヌに内緒で私物の靴が用意され、道行く人にランダムにプレゼントする流れには、放送禁止用語を使って拒否していた。結局、一般人へのプレゼントは実行されたのだが、物に執着があるのか、はたまたケチな性分なのか、セリーヌは渋い顔になって「酒を飲まないとやってらんない」とぼやいていた。
その後ジェームズから、カナダの国民的スターであるため、レネとの結婚式がテレビで生中継されたエピソードが語られると、「それよりも、第一子を出産した時にね。ふと左にあるテレビを見たら、取り上げてくれた医師が『健康な男児ですよ』と息子を抱っこしながら、生中継で出生体重とかを明かしていたの。まだ私、産んだ我が子を抱いてもいないのよ。もう、速攻でテレビを消したわ」とムッとした表情で激白。ジェームズは「実は僕、3人目の出産をインスタグラム・ライブで配信したんですよ。妻がめちゃくちゃ嫌がってたんですけど、きっとあなたと同じ気持ちだったんですねぇ」と懺悔した。
終始セリーヌペースで進んだ「カープール・カラオケ」の最後は、代表曲である映画『タイタニック』の主題歌「My Heart Will Go On」。セリーヌの提案で2人は、彼女が定期公演を行っている「シーザーズ・パレス・ホテル&カジノ ラスベガス」前の巨大な池に浮かぶ「タイタニック」と書かれたミニボートに移動。まさかの光景に驚く大勢の観光客に見守られながら、『タイタニック』で主演を務めたレオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットのごとくボートの先端に2人で立ち、同曲を熱唱した。サビの部分では、曲に合わせて噴水が上がる圧巻の演出があり、ネット上では「カープール・カラオケ史上最高の回!」と話題になった。
最近、世間から「未亡人になりハジけた」「ファッション・アイコンと呼ばれるようになって勘違いしてる」などネガティブなことばかり言われていたセリーヌだが、今回の「カープール・カラオケ」で好感度は劇的にアップ。実はセリーヌ、若い頃から真面目な顔でぶっちゃけトークをする「気さくなおねえちゃん」として愛されており、ファンは「これこそセリーヌ!」「変わってなくてうれしい!」などと喜んでいる。
セリーヌは、6月にラスベガスの定期公演を終了。9月から、10年ぶりとなる世界ツアーを行うことを発表しており、通算12枚目となるニュースタジオアルバム『Courage』も年内にリリースする予定。キャラクターも活躍も「イケイケ」な年になりそうだ。