TOKIO・松岡昌宏、LUNA SEA・真矢は「気のいいおっさん」GLAY・HISASHIは「普通」とV系評価
TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)。5月19日の放送では、ビジュアル系バンドのメンバーと松岡の交流が明かされた。
「先日の放送で、『かっこいいと思ったドラマーはLUNA SEAの真矢さん』だとおっしゃっていましたね」という、LUNA SEAファンからのメッセージが届く。松岡は「言ってましたね」と認め、「最近(LUNA SEAのライブに)行かせてもらってないですね。懐かしいですね〜」とコメント。TOKIOのデビュー直後、LUNA SEAと『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で共演し、彼らが「TRUE BLUE」(1994)を演奏していたのを見て、好きになったのだという。
松岡は「すげえ何か、カッコいいなぁ~っつって聞いてたんだな」と振り返りながら、LUNA SEAに“どハマり”していた時期のエピソードを披露。松岡は当時、LUNA SEAのPV集を購入してよく見ていたそうで、「『MOTHER』(94)とか『ROSIER』(同)とか……『BELIEVE』(93)だったかな? あの辺の曲が半端なく好きでね。『ROSIER』は何回歌ったかわかんないな」としみじみ。
その後、雑誌の対談がきっかけでLUNA SEA・真矢と知り合い、松岡行き着けの店にLUNA SEAメンバーが訪れたこともあり、ビジュアル系バンドメンバーとの交流が広がったそう。「SIAM SHADEっていうバンドもね、ちょうど同じ時期ぐらいに僕らみんな一緒で。(SIAM SHADEの)ドラムの淳士くんとね、僕と、LUNA SEAのJさんとかとね、飯食ったりしましたね」と、意外な交流が語られた。
その後、松岡は「でもなんか面白いんだよね。ビジュアル系バンドの人って2パターンいて。ずっとビジュアル系の人と、全然もう、芸人さんみたいな人と分かれるんだよね」と興味深い分析を披露。真矢のことを「気のいいおっさん」と評し、LUNA SEA・INORAN、GLAY・HISASHIやTAKUROについては、「普通なんだよね。特別“ビジュアル系”って感じはしないんだな」と表現。続けて、「『この人はビジュアル系だなあ』って思うのは(LUNA SEAの)SUGIZOさんだね」と明言した。
なんでも、『ミュージックステーション』でLUNA SEAと共演した際、本番前に出演者同士で話した時にそう感じるのだといい、松岡は「(SUGIZOと)ちょっとお話とかすると『あ、何かやっぱビジュアルの方なんだな!』みたいなね。でも、普段からああいう感じなんだと思うんだよ。取りつくろってる感じもしないよね」と印象を述べていた。
一通り思い出を語り、「ああいういい感じのビジュアル系バンドというものがあって、いろんな音楽ができてった。平成の最初の方はね、ビジュアル系バンドでしたもんね」とまとめた松岡。同じバンド活動をしている者として、ビジュアル系バンドへのリスペクトが感じられた。
(小沢由衣子)