嵐・櫻井翔、「やつらに夢を与えた」「俺のおかげ」と後輩ジャニーズに得意顔のワケ
嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が、5月16日に放送された。この日の対戦相手は、アンジャッシュ・児嶋一哉率いる「チーム人力舎」。嵐チームに加わるプラスワンゲストには、V6・坂本昌行が登場した。
ゲーム前のトークでは、ジャニーズ事務所所属タレントならではの話が展開された。その中で、「ステージ上のミス」について話が及ぶと、坂本が“リフター”での苦い経験を明かす。ジャニーズアイドルのコンサートでよく登場するリフターとは、ステージ自体が上下する大型装置。坂本は「あれに乗っかったつもりだったけど、パッて後ろ見たら、俺だけ下がってた」経験があったと告白していた。
嵐メンバーはこれを聞いて大笑いしていたが、坂本が「嵐もあるでしょ?」と聞くと、櫻井翔が「僕ら“動くステージ”があるんですけど、僕が1人で乗ってるはずだったのに、横見たら大野(智)さんがいたことあった」と笑いながら暴露。「本当は隣(のステージ)に乗るはずだったのに、間違えて僕のステージに乗っちゃった」そうで、この話を聞いていた大野は思わず苦笑い。
櫻井はさらに、大野がその後ジャンプしてステージから降り、本来自分が乗るはずだったステージまで走って移動したという、マジメ過ぎる一面も告白。これにはスタジオも笑いに包まれていたが、櫻井が「危なくない?」と大野に問いかけると、大野はいたってクールに「人間って、ああいうときは走るんだなって思って」とコメント。櫻井は「走るって言ったって、“客席”走ってるんですよ!?」とツッコミつつ、「あれはビックリした」としみじみ振り返っていた。
その後、最終対決「ボンバーストライカー」前のトークでは、「ジャニーズ事務所あるある」で大盛り上がり。相葉雅紀が「ジャニーズの人がみんなバク転できるって、あれウソだよね」と言うと、櫻井が「多分、“都市伝説”だと実証されたのは、俺のおかげだと思うよ」とドヤ顔で、その理由を説明。
櫻井は嵐がV6の「直系の後輩」だとしつつ、「V6さんはとにかくアクロバットがすごいんですよ。全員(バク転)できる。それで、バックの(ジャニーズ)Jr.も『できなきゃならん』っていうことで、全員でバク転する曲が生まれたんですよ」と回想。しかし「そこで俺は、どこまでいってもバク転ができないってなったわけ」と、猛練習したにもかかわらず、バク転を習得できなかったと語った。それでも櫻井はJr.として活動できていたため、「(バク転が)できなくてもまだいられるんだ」と確信。そして「あとに続く、できないやつらに夢を与えた!」と豪語していた。
この日の放送にファンからは、「いろんな意味で、嵐は後輩ジャニーズの夢だと思うよ!」「バク転できなくても、別の分野で活躍できるんだし問題ない!」「翔さん、いつでも後輩思いだね(笑)」という声が寄せられた。
(福田マリ)