『ラジエーションハウス』本田翼に「こんな医者の手術は受けたくない」と視聴者から不満続出
5月20日夜9時から第7話が放送される、窪田正孝主演ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)。視聴率は第6話で自己最高となる13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。同作はレントゲンやCTを取り扱う「放射線科」を舞台に、患者の病気やケガの根源を見つけ出す“放射線技師”たちの奮闘を描く。
第6話は、公園で遊んでいる時に手すりから落下し、腹部を強打した少女・沙里(中島琴音)が、甘春総合病院に救急搬送されてくる。CT検査の結果、脾臓からの出血を見つけた放射線科医の杏(本田翼)は、傷口が目立ちにくい「IVR」による止血を提案する。「IVR」は画像診断装置を使うため、傷痕も目立たない上に手術の必要がなく、体への負担も少ない。しかし、放射線科長の鏑木(浅野和之)は万が一のことを考えて開腹手術を指示した。
放射線技師の唯織(窪田)は、肩を落とす杏を励まそうとするものの、かける言葉が見つからない。技師は患者を助けることはできない分、医師のプレッシャーや不安を取り除こうと考えた唯織は、IVRについて勉強を始める。夜遅くに杏が放射線科の前を通りかかると、そこには唯織に触発されてIVRについて語り合う技師たちの姿があった。
IVRを行える鏑木が学会で外出したある日、ロビーで大腸がんの患者が倒れる。不在の鏑木に代わり杏がIVRを行うことに。今まで助手しか務めたことがない杏は、不安を抱えていたものの、唯織たち技師によるサポートを信じ、覚悟を決めて処置室へ向かう。
患者はIVRによって止血できたように思えたが、バイタルが安定しない。一同が騒然とする中、唯織はほかの場所で出血が起きていることに気付く。うろたえる杏だったが、唯織のアドバイスと、「僕たちを信じてください」という技師たちの言葉を胸に処置を続行。再び止血を成功させ、杏は技師たちと信頼関係を深めるのだった。
「杏の成長が描かれた今回のエピソードですが、放送開始当初から本田の“演技”には、批判の声が寄せられていました。そうしたこともあってか、ネット上には『ドラマだとわかっていても、こんな医者の手術は受けたくない』『杏が頼りなさすぎて、自分ならほかの先生にお願いする』『不安が前面に出ている医者に手術してほしくない』と役柄へも不満のコメントが相次いでいます」(芸能ライター)
第7話では新人放射線科技師の裕乃(広瀬アリス)が、初めて1人で当直を担当することに。緊急時に備えて待機している技師は、頼りない技師軒下(浜野謙太)とあって、裕乃は不安を募らせていく。そんな中、乳腺外科に軒下の同級生・蛭田真貴(松本若菜)と志朗(篠原篤)夫妻が来院。人間ドックで真貴の胸にしこりが見つかり、マンモグラフィ検査を受けにきたという。
「次回は軒下にスポットが当たるということで、予告映像には思いつめた表情を浮かべるカットも。どこか間の抜けた頼りない雰囲気を醸し出す軒下に、ネットユーザーからは『成長する姿を見たい!』『軒下さんの本気を見せてくれ』とエールが送られています」(同)
軒下も唯織のように信頼される技師になれるのか。第7話の行動を見守りたい。