上原多香子、母の日ツイート大炎上で露呈した「忘却力の高さ」と「夫・コウカズヤ氏の弱さ」
以前「誰がなんと言おうと、僕は妻と生まれてくる子どもを守りたい」とツイートしていた現在の夫・コウ氏は、今回の炎上から妻を守るために立ち上がり、「どんどん叩いてくれて結構です」とネット上のアンチに宣戦布告した。しかし、結果的にコウ氏の「弱さ」だけが露呈されたように、私は感じた。
「鍵アカウントにして、特定の人にしか見れないはずのうちの嫁のツイートが、週刊誌のネットニュースに晒されて、また蚊の大群がウジャウジャ湧いてきました。鬱陶しい。実に鬱陶しい」と憤ったコウ氏。「匿名の方のコメントには、屁でしか返しませんので」とした上で、上原を責めるリプライに対しては、文尾に全て「プー」をつけている。恐らく、これが「屁で返す」ということだろう。なんというか、いい年して何やってんだという感想に加えて、この人の小心さと、うかつさがよく表れているように感じる。
「自殺するような子どもになったら、親の責任」とツイートした後に、「もしも僕自身の子どもが自殺をしたら、僕は親である自分自身の責任だと思うということ」と釈明し、最終的には「今後は何を言われても、貝にならせてもらいます」と締めくくって、上原に関するツイートを全て削除した。
一人で騒いでおき、世のお子さんに自殺された親御さんを冒涜するとも取れる発言をする。上原もだが、自身のイメージも著しく下がったのではないだろうか。
ネットでしつこくコウ氏に絡んでいた人たちは、単に誰かを攻撃したいだけで、本当に夫妻を恨んでいるとは思わないが、用心するに越したことはないだろう。「フラッシュ」によると、不倫騒動の余波を受けて、上原は月200万円あった収入はほぼゼロ、夫妻はオートロックがない2LDKのマンションに住んでいるという。本当に妻子を守りたいなら、Twitterなんてしていないで、セキュリティーのしっかりしたマンションに住むことを目標に、仕事に励んだらどうか。
上原は独身時代から恋多きオンナとして知られ、DA PUMPのISSAや赤西仁など、イケメンと浮名を流している。また、所属事務所も大手で力があり、SPEED時代の貢献が認められたからか、多額の給料をもらっていた。そんな恵まれてきた上原が今の生活、そしてコウ氏で満足できるのか、はなはだ疑問である。
「母親になれたことをこんなに喜んでいるのだから、それはない」と思う人もいるかもしれない。しかし、上原の超忘却力を甘く見てはならない。自分の言ったことなど、とっくに忘れてしまって「私、そんなこと言った?」と言えるのが、このテのタイプだと思うからだ。
ある日突然、コウ氏のもとから上原と子どもが消えて、違うオトコと暮らし始めた――。そんな出来事があったとしても、私はまったく驚かない。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。