【断捨離ビフォー&アフター】サイゾーウーマンの「無法地帯」が劇的スッキリ! 大量の本を片付けるコツ
本棚に「モノの住所」を作ったことで、モノの存在が一発で把握できるようになりました。上段は個人の私物を置くエリアに。下段は、編集部が共有する資料のエリアへ。天板には、献本ボックス(本棚に戻す前に、ジャッジすれば山積み防止に)を配置しました。
また、Nさんが管理していた「編集部の共有家電」もボックスの中に入れて、定位置を決めました。このように、置く場所を型でなぞれば“使用中”であることが明確になります。Nさんも、スタッフからの「カードリーダー貸してください」という声がけに解放されることでしょう。
共有家電の置き方は、家庭でも役立ちます。みんなで使う文房具なども「定位置」を「徹底管理」することで、元に戻す習慣が義務付けられます。この効果は素晴らしく、「アレどこ?」と聞かれるストレスがなくなります。次に、紛失による無駄使いを防ぐことができます。最後に、探す時間が0分になるので、自由な時間(毎日の10分は、1週間で70分に!)が増えます。
オフィスの本棚は、みんなが使う空間です。いつも最新の情報に触れられるように、更新していきましょう!
[Nさんの感想]
本棚の「ぜんぶ出し」、引き出しの「ぜんぶ出し」は疲れましたが、こんなにも不要なモノを溜め込んでいたのかと目が覚めました。クリーンになった編集部を見た総務の方が「ほかの編集部もやってほしい!」と言っていたので、いまは社内イチ美しい編集部だと思います!
物の定位置が決まっていると、散らかしようがないんですね。片付け後も苦労なく「キレイ」をキープできるとはうれしい誤算でした!
――次週は、「共有スペース・本棚編」は、5月20日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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