小川彩佳、TBSで異例の抜てき! 宇垣美里、宇賀なつみ……人気女子アナのフリー転身続くワケ
テレビ朝日を退社したフリーアナウンサーの小川彩佳が、報道番組『NEWS23』(TBS系)のメインキャスターに就任することがわかった。近年はテレ朝に限らず、各局の人気女子アナのフリー転身が相次いでいるが、その背景には何があるのか。
「2007年にテレ朝に入社した小川アナは、11年4月~18年9月まで同局の『報道ステーション』でサブキャスターを務めていましたが、同10月からAbemaTVのニュースチャンネル『AbemaPrime』に移籍。そこからは怒涛の展開で、今年2月に一般男性との結婚と退社を発表し、3月29日をもって『AbemaPrime』を降板。4月5日付でテレ朝を退社しました」(スポーツ紙記者)
そんな中、退社後はライバル局であるTBSの報道番組『NEWS23』に起用されるのでは……と、ウワサされていたが、6月3日からメインキャスターとして出演することが正式に発表された。
「テレ朝は小川アナに加え、『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントを務めていた宇賀なつみアナも3月に退社しています。また、最近はテレ朝だけではなく、各局の看板アナが次々にフリーに転身しており、TBSからも同月末で宇垣美里アナが、1月末には吉田明世アナが退社しました。まさに、『フリーアナの戦国時代』とも言える状況になっています」(同)
この背景には、政府が掲げる「働き方改革」の影響が挙げられるという。
「一昔前の売れっ子アナウンサーは、基本給の数倍にも及ぶ残業代をもらっていたんです。ただ、近年の『働き方改革』により労働時間が制限された結果、手取りも激減。加えて局内の人間関係が良好ではないとなると、やる気のある人ほど若いうちにフリーになる傾向が強まっているんです」(フリーアナウンサー)
とはいえ、小川アナの場合は待遇以前の問題で、テレ朝に相当な“恨み”があったようだ。
「“左遷”とも言える『AbemaPrime』への移籍から、わずか半年でテレ朝を退社したことを考えると、この異動に対して相当な不満があったのではないでしょうか。小川アナが新たに出演する『NEWS23』は、古巣の『報道ステーション』と放送時間が重なります。フリー転身直後に裏番組へ出ることは業界的にあり得ない話ですから、テレ朝への“復讐心”が強いのではないでしょうか。そうだとしたら、小川アナの気の強さは、組織に属するよりフリーアナウンサーの方が向いているかもしれません」(テレビ局関係者)
『報道ステーション』を超える視聴率を『NEWS23』で叩き出すことが、小川アナの「フリーアナの戦国時代」を生き抜く方法なのかもしれない。