ジャニーさん&ジュリーさんよりも「冷静かつ客観的」にJr.を采配する、タッキー社長の剛腕
初代の宮沢りえから始まり、一色紗英、蒼井優、夏帆、川口春奈、 山本舞香など、代々「リハウスガール」として美少女を輩出して きた三井不動産「リハウス」のCM。ところが、4月26日からスタートした新CMでは、「リハウスしようか~息子の独立~」篇として、鶴田真由の息子役にHiHi Jets・作間龍斗が出演し、話題となっている。
長年続いてきたリハウスガールのCMだが、昨年は父・笹野高史、母・酒井和歌子、娘・蓮佛美沙子のファミリーものになり、 さらに今回はこれまでの「美少女」枠に、男子、それもジャニーズJr.が納まったわけだ。
しかも、この大きなニュースの直後、翌27日には、HiHi Jets・高橋優斗がWOWOWで今夏放送の『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』第3話「罪深き女」に犯人役として出演することも発表された。WOWOWといえば、滝沢秀明が芸能界を引退するにあたり、最後にドラマ主演する場として選んだ、縁ある場所。そのドラマ『孤高のメス』の宣伝を兼ねた取材には、数多の媒体が駆駆けつけ、今は現場を離れて管理職になっているような歴代担当者たちも挨拶に訪れていた。
このつながりを効果的に利用した売り込み。さらに、これまでの歴史を変えるリハウスCMへの売り込みと、Jr.の育成・マネジメントを手がけるタッキー社長の剛腕ぶりが、早々に発揮されている。
それにしても、意外なのは、タッキー社長のプロデュースの仕方だ 。
タッキーは「ミニジャニーさん」と言われるように、ジャニーさんの考えや作りたいもの、見せたいものを深く理解している一方で、理屈よりも感覚的なところや、特定のユニットやメンバーを「偏愛」するところまでジャニーさんに似ていると思われてきた。
そのため、タッキーがJr.たちの育成・プロデュースを行う新会社「ジャニーズ・アイランド」社長に就任したときには、タッキーが信頼を寄せるJr.ユニット・SnowManばかりが推されるのではないかと、SnowMan ファンは喜び、その他ファンは不安視する面もあった。