中居正広、SMAPの楽曲・映像使用は独断!? 再結成の期待高まる中で飯島氏の腹のうちは?
ジャニーズ事務所からの退所、そして“カレン合流説”が取り沙汰されている元SMAPの中居正広だが、4月18日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、毎年9月にあるジャニーズとの契約を、今年も「更新するつもり」だという。一方、2017年に退所し、現在カレンに所属する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人、またマネジメントを担当する飯島三智氏も、現状、中居が合流するとは考えていないようだ。
記事では、中居が自身のラジオや冠テレビでSMAPの楽曲・映像を流していることに触れ、それはジャニーズ/飯島氏双方に許可を得ず、“独断”でやっているという放送記者の証言を掲載。SMAPファンは、中居が3人と合流し、ゆくゆくの再結成を望んでいるのではないかと期待してしまうところだが、現状中居にその気はまったくないのだという。
「中居は、ジャニーズ側に寄り添いすぎるとファンの反感を買ってしまいかねないと考え、そうした行動を取っていると、同誌は伝えています。となると、当初は共に独立すると考えていた3人は、現在の中居の言動を、決して良くは思っていないはずです」(スポーツ紙記者)
それでも、中居の退所説は来年、再来年もささやかれ続けていきそうな状況だが、一つの区切りとなるのは20年の東京五輪とみられている。
「すでに中居には、五輪特番の企画がいくつも用意されていて、その窓口になっているのは当然ジャニーズ事務所。そのため、少なくとも20年までは、ジャニーズに所属し続けるというのが、業界内で暗黙の了解となっています」(同)
しかし21年以降も、中居が退所する可能性は限りなく低いと、ほかならぬ飯島氏が考えているようだ。
「『文春』にも書かれている通り、中居の主戦場はテレビ司会であり、一方、3人は現状キー局から“干されて”いるのは紛れもない事実。となると、合流は得策ではないと、中居も飯島氏も理解しているのでしょう。当初の予定を反故にされた3人からすれば、中居に対して複雑なところもある。なにより、すでに3人はウェブ番組を持ち、楽曲リリースやファンミーティングも開催するなど、活動を軌道に乗せているだけに、ここに中居が参入することも、今となっては非現実的でしょうね」(元ジャニーズ関係者)
とはいえ今後、テレビ局とジャニーズ事務所の関係性が変わり、3人がキー局の番組に起用される可能性もある。そうなれば、中居や飯島氏の考えにも変化が生じるだろう。中居がいまだに番組内でSMAP時代の楽曲や映像を使うのは、合流できるタイミングに向けての布石なのかもしれない。