海外
まだ人々の心に残る未解決事件
もし生きていたら……ドキュメンタリー番組で「28歳のジョンベネ」の画像が公開される
2019/04/17 18:26
番組では、ジョンベネの父親ジョンにもインタビューを行い、最後に撮影されたジョンベネの未公開写真を紹介。また、もし生きていたら現在28歳になっているジョンベネの姿を、エイジ・プログレッションという技術を使ったソフトウェアで生成。これは、ワシントン大学が開発した画像生成ソフトで、子どもの行方不明事件などにも使われる。
このジョンベネの画像だが、06年6月に卵巣腫瘍のために亡くなった母親のパッツィーを彷彿させ、兄バークの現在の顔に驚くほどよく似ている。髪の色は美しく輝くブロンドだが、目元やほうれい線などは年齢相応で、SNSでの反応を見る限り「すごくリアルだ」と納得する視聴者が多いよう。
ちなみに、陰謀説愛好家たちは「ジョンベネは殺されておらず、秘密結社イルミナティにより誘拐され、成長後、歌手ケイティ・ペリーとして世の中に送り出された」というトンデモ説を支持しているが、ケイティより今回の画像の方が、人々が想像する「アラサーのジョンベネ」に近いといえるだろう。
『Hunting JonBenet’s Killer』の司会を務めた女性ジャーナリスト、エリザベス・バーガスは、米ニュースサイト「E!」のインタビューに対して、「DNA鑑定が劇的に進歩した今、ジョンベネを殺害した真犯人を特定することは不可能ではない」と力説していたが、事件が解決する日は来るのだろうか? 今回のドキュメンタリーによって、警察が動くことはあるのか? 世界中が注目している。
最終更新:2019/04/17 18:26