Jr.が「ジャニーさんモノマネ」連発! Snow Manは宮舘が大ハッスル【Jr.チャンネル週報】
ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月3日~10日公開の動画をチェックします!
HiHi Jets・猪狩、先輩にイジられまくる
4月3日~7日は「ジャニーズJr.チャンネル」開設1年を記念し、5グループ総勢33名が出演する特別企画の模様を公開。1本目は、お題に対して全員が違う答えを書けばクリアとなる「かぶったらダメよゲーム」に挑戦している。大人数での撮影とあって、進行はSixTONES・田中樹、Snow Man・深澤辰哉の2人が担当。5グループが集まるのは、昨年3月に行われた「Jr.チャンネル」発表会見以来だそうだが、会見はTravis Japan・松倉海斗&松田元太が舞台公演中で欠席しており、Snow Manの新メンバー・向井康二、村上真都ラウール、目黒蓮も不参加だった。
当時、関西Jr.所属で「Jr.チャンネル」には無関係のはずの向井が「あの記者会見は人が多くてね。緊張したよね」とボケをかますと、「懐かしいですよね」と乗っかる15歳の村上。深澤が「出てないでしょ、あなた」とツッコミを入れるも、場の雰囲気がどうもシラケていたため、向井は「もっと盛り上がって」「こういう収録って、みんなの笑い、大事やから」と、周囲に協力を求めた。おそらく、向井にとっては関西Jr.が複数人でトークする『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)などで培った経験や知識から発言したのだろう。
しかし、合間に深澤が「あんま知らないんだと思う」とつぶやいた通り、向井のキャラクターや関西のノリに慣れていないメンバーが多い様子。向井を温かく見守りたい派の筆者は、彼のテンションにやや引き気味のSixTONES・京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎より、「もっと盛り上がって」発言に手を叩いて笑う美 少年メンバーがよっぽど可愛らしく見えてしまった。その後、各グループで1年を振り返る場面では、アウェー感に負けたのか、すっかりおとなしくなる向井。“仲間”を強調するかのように、そんな向井の肩を抱いてあげる佐久間大介の優しさがなんだか胸に沁みる。
一方、2月配信の動画でもスーツ姿で撮影に参加していたTravis Japan・川島如恵留は、この日も1人だけかっちりしたスーツにネクタイと、異色のスタイル。「一番罰ゲームやったんですよ、僕たち。せんぶり茶っていうめちゃめちゃ苦いお茶があるんですけど……」と話すと、たまらず前に出てきた森本が「マネージャーさんなんですか?」と指摘し、一同は大爆笑。否定せず「売り込み中なんで!」と便乗する川島や、本人いわく、「気合が入りすぎて」足袋型シューズを履いてきた松田もかなり個性的なファッションだ。SixTONES・ジェシーは帽子の紐部分を持って「クワガタ~」と叫んだが、田中は「なんでもやっていいわけじゃない」と、一喝した。
こうして年上組のSnow Man、Travis Japan、SixTONESが目立つ間、立ち位置的にもここまでコメントの機会がなかった美 少年とHiHi Jets。ようやく美 少年にトークの順番が訪れ、那須雄登が「僕らは結構、ゲーム企画が多くて。スゴい楽しみながら撮影できたなと思いました」と、1年を総括。これに田中は「はい、了解です」と淡々と処理し、深澤が「何やりたい? 次は」と、フォローに回った。「自分たちでゲーム作ってみたい」(那須)の言葉に、ジェシーが「やっちゃいなよ!」と煽ると、松村北斗は「いいよ、やんなくて。怖いね、先輩って」とフォロー。腕組みをしながら達観した様子の松村の方が、よっぽど怖いと感じる一幕だった。
普段無口な金指一世に「金指大丈夫? しゃべんなくて平気?」と深澤がパスを出すと、ガッツポーズで「がんばります!」と金指が一言。続いて、HiHi Jetsが自分たちはゆる~い企画が多かったと振り返ると、森本が「猪狩(蒼弥)さん、ちょっといいですかね?」と目をつけ、「なんすか?」と、少しうれしそうに前へ出る猪狩。「なんか今日、ジャージで来ちゃったみたいで。なんか、地元感出したかったみたいで」(森本)とコーディネートについて茶化したが、スポーティーな上級者コーデの猪狩は「違う、ジャージじゃない!」と、反論。すかさず、上下青ジャージ姿のジェシーが猪狩の横に並び、爆笑をさらった。
森本は直後にもう一度猪狩を呼び出してジャージイジりを再開し、また、ジェシーは先ほどの金指の見せ場で入りこんできたため、開始5分以内の時点で、何にでも絡んでくるSixTONESに苛立ちを覚えてしまった。MCが本題に入った時も、森本とジェシーは、もはや進行の妨げになるほど、出しゃばっているのだ。その後は、33人が力を合わせる「かぶったらダメよ~」チャレンジが始まり、「ジャニーズのデビュー組の個人名」をHiHi Jetsから順番に発表。嵐・二宮和也ファンで知られる高橋優斗はなぜか「大野智」と書いたが、個人的にはなぜ二宮じゃないのか、そして「智」の字が微妙に間違っている点が気になった。
King&Prince・高橋海人をチョイスした美 少年・藤井直樹に対し、周りからは「本人!?」の声が続出。森本がKis-My-Ft2・二階堂高嗣の名を発表した際は、Travis Japanメンバーが二階堂のあだ名「にぃに!」と反応(可愛い)。そんな中、那須と高地がKis-My-Ft2・横尾渉を選んでいたため、1stチャレンジはアウトに。一応、ほかのメンバーの名前も見ていったが、筆者はV6・森田剛の「剛」の字がうろ覚えのTravis Japan・中村海人にガッカリさせられた。罰ゲームのノニジュースが用意されると、森本は「HiHiが(過去の動画で)飲んでるんだっけ? リアクション見たいからさ、猪狩ちょっと……」と、またも猪狩に無茶振り。
乾杯の音頭をとる流れになると、猪狩は律儀に被っていたキャップをとり、「すみません、手短になんですけど、皆さんホント激マズなんで、気をつけてください。ぺッとか絶対やんないように……」と、前置き。せっかく本領発揮しようというところで、森本が「乾杯!」と宣言し、オイシイところを持っていかれた猪狩はうろたえるばかり。作間龍斗と同じ最年少コンビながら、しっかり者(16歳とは思えない落ち着いた態度や言葉遣い)の猪狩がイジられる場面は珍しく、先輩とのコラボレーションならではの一幕。とはいえ、猪狩らしい挨拶をもう少し聞きたかったと思ったのは、筆者だけだろうか。そして、ノニジュースはよほど強烈のようで、“ジャニーズが集団で吐き気をもよおす”というレアな映像がしばし続く。12分18秒頃で一時停止すれば、真顔の金指とは対照的に、思わず変顔になってしまう京本が面白い。
2つ目のお題は「国の名前」だったが、こちらは猪狩と作間が「スウェーデン」かぶりでさっそく罰ゲーム決定となってしまった。念のためほかの解答を確認し、「俺、スイス」(高地)に対してジェシーが「俺、ルイス」(旧芸名がルイス・ジェシー)とボケを重ね、チームプレーを展開。また、幼稚園から一緒のSnow Man・宮舘涼太&渡辺翔太が「アルゼンチン」かぶりと、奇跡的な瞬間も。「今回の罰ゲーム、2人でいいんじゃない?」(松村)と冷やかされ、宮舘は「全員分飲もうか?」と、強がっていた。
コメント欄やネット上では「ジーコ、関東だと関西ほどのノリがなくなっちゃう……なんか悲しい」「康二くんのボケに『懐かしいですよね』と乗っかるラウールくんに無限の可能性を感じる!」「猪狩くんをたくさんイジってくれてありがとう。タジタジ姿が見られてうれしい」「猪狩くん、SixTONES兄さんが絡んだ時に後輩感が出てて可愛いなと思った! ただ騒いでるだけじゃないSixTONES兄さん素敵」と、さまざまな感想が見受けられた。