米・セックスカルト集団に、“児童人身売買”疑惑! 有名女優が仕切る「性奴隷」組織も関与
実はこの「NXIVM」。国を超えて児童人身売買を行う組織だというウワサが流れている。12歳の少女をはじめ、未成年女性を強姦した容疑も持たれているキースは、英才教育を売りにしている託児所「レインボー・カルチュラル・ガーデン」も運営している。この託児所の責任者が、「DOS」の奴隷ロレッタ・ガルザ・ダビラという女性であること、正規の保育士が勤めているわけではないのに年間の費用が10万ドル(約1,100万円)と高額で、一般人の入所はまずないことから、ネットでは「託児所は、児童人身売買のダミーとして使われているのでは?」「DOSの奴隷たちは、児童売春のために働かされている」などと疑惑が飛び交っているのだ。
また、「NXIVM」の会員には、メキシコのカルロス・サリナス・デ・ゴルタリ元大統領の息子や、メキシコの大手メディア「グルーポ・レフォルマ」の社長令嬢がいる。キースはアリソンが逮捕される前の18年3月に逮捕・起訴されているが、逮捕された場所は逃亡先のメキシコだった。そんなことから「メキシコの有力者である会員が、逃亡の手助けをしていたのではないか」「メキシコを経由して人身売買が行われているはず」といったウワサも。
ちなみにカナダの酒造メーカー「シーグラム」の元社長の娘クレア・ブロンフマンも、「NXIVM」への資金支援やマネーロンダリング、個人情報搾取などの容疑で、逮捕・起訴されている。クレアは人身売買には関係していないようだが、「人身売買担当、資金担当と分かれているところが、マフィアのようで怖い」「やっぱり国を超えた人身売買が行われているよう」と、一部のネットユーザーは戦々恐々としている。
報道以上に闇の深い組織だと目されている「NXIVM」。保釈金を支払って保釈されたアリソンに対して、キースは保釈が認められておらず、相当厳しい判決が見込まれるため、バンガードとして復帰することは難しそうだ。主を失った「DOS」も消滅するとみられており、「レインボー・カルチュラル・ガーデン」の今後も非常に気になるところである。
アリソンに対する量刑の言い渡しだが、9月11日に予定されている。