田中理恵「くだらない死に方」発言で物議! 「テレビ出るな」と言われた元アスリートたち
3月26日放送のバラエティ番組『踊る踊る!さんま御殿!! 豪華アスリート大集結 話題の美女が大騒ぎSP』(日本テレビ系)に、元体操選手の田中理恵が出演。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の理事に就任している田中だが、番組での“失言”がネット上で物議を醸している。
「田中は『私、すっごい心配性なんですね』と切り出した後、『“くだらない死に方”を絶対したくない』と主張。番組MCの明石家さんまが“くだらない死に方”について尋ねたところ、田中は『道を歩いてると車が急に来る』『ガラスが割れて上から落ちる』といった具体例を挙げていました。田中の言う“くだらない死に方”とは、つまり不測の事態に巻き込まれる“事故死”を意味するようです」(芸能ライター)
これに対し、ネット上には「事故死はいたたまれないとは思うけど、決してくだらなくはないだろ」「配慮に欠ける、最低な発言」「『くだらない』って言い方が最悪。慎重な言葉選びができないなら、バラエティに出るな」と批判が続出した。
「芸能界には“元アスリート”のタレントも多く活躍していますが、田中のように『テレビに出ないほうがいい』と言われてしまった人も少なくありません。元プロゴルファーの古閑美保は、昨年2月に出演した『ナカイの窓』(同)で、『アスリートは性欲イコール成績』と持論を展開。ネットユーザーからは『アスリートもいろいろでしょ? 一括りにしないで』『真面目にやってるアスリートに迷惑だから、テレビで下品なこと言うのやめて』などと、苦言が寄せられていました」(同)
女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の元メンバー・丸山桂里奈も、タレント転身後は“下ネタトーク”で視聴者をドン引きさせているが、昨年4月に出演した『サンデー・ジャポン』(TBS系)での発言は「非常識にも程がある」と、ネットを騒然とさせた。
「当時TOKIOのメンバーだった山口達也が起こした女子高生への強制わいせつ事件を取り上げた際、丸山は『絶対にやってはいけないこと。未成年を呼んじゃったというのがよくなかった』と前置きした上で、『私でよかったらいつでも駆けつけたのに。私だったらキスまでは大丈夫。私だったらですよ』と、コメントしたんです。ネット上では『この話題で笑いを取ろうとするなんて、不謹慎すぎる』『被害者の気持ちを考えろ』『丸山はなでしこの品格を落としまくり、こんな非常識な発言までして……。完全にテレビで使っちゃいけない人』など、大バッシングを浴びていました」(マスコミ関係者)
このように、元一流アスリートのテレビでの言動に疑問符がつく中、元女子レスリング選手の吉田沙保里は、4月5日から情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の金曜パーソナリティに就任するのだが、残念ながらすっかり“嫌われタレント”のポジションが定着しつつある。
「3月24日放送の『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦~湖ぜんぶ抜いた! モンスター巨大魚4トン~』(テレビ東京系)に吉田が出演した際、魚を見て悲鳴を上げたり、泥にハマって動けなくなったりと、完全に“役立たず”な状態で、ネット上には『吉田って“霊長類最強”なんじゃないの?』『なにもできないなら出なきゃいいのに』と、冷ややかな声が寄せられました」(同)
世間が吉田に厳しい目を向け始めたのは、昨年3月、レスリング界の“パワハラ問題”が取り沙汰された頃からだった。
「女子レスリング・伊調馨選手が、当時の日本レスリング協会強化本部長であり、至学館大学レスリング部監督でもあった栄和人氏からの“パワハラ”を告発した騒動で、吉田は2016年11月から18年8月まで同大学副学長を務めていましたが、この件に関して無言を貫きました。そのため『吉田にはガッカリした』『副学長なのにダンマリ?』と、失望するレスリングファンが続出。騒動の当初、18年3月発売の『女性自身』(光文社)では、栄氏の“最愛の教え子”が吉田だとも報じられ、2人が8年間同じマンションで隣の部屋に住んでいたという情報も、世間に衝撃を与えました」(同)
さらに、吉田はかねてからNEWS・増田貴久のファンを公言しているが、一部ジャニーズファンは快く思っていない模様。そんな中、吉田が出演することになった『ZIP!』は、風間俊介が月曜日メインパーソナリティーを担当、King&Princeのコーナーもある上、ほかのジャニーズアイドルが番宣などで登場する機会も多いとあって、「吉田とジャニーズの絡みは見たくない」「『ZIP!』に吉田を起用しないでほしかった」と、拒否反応を示すジャニーズファンも。
元アスリートの強靭なメンタルは、ネガティブな声もはねのけるのだろうか。