100均のアレを使って“掃除嫌い”を克服! 片付かない家の「ダメ共通点」をズバリ解決
このルールは、小物も同じです。片付かない家ほど、小物の直置きが目立ちます。日々の雑用を増やさないように、モノを直置きにしないルールを意識してみましょう。
わかりやすい例が、キッチンの作業台の上です。調味料や洗剤などでスペースが奪われるため、水アカや油汚れが溜まります。また、調理をするにもモノをどかしてからなので、時間ロスが生じます。これらも「モノを直置きしない」というルールに沿えば、ムダが減ります。
直置きを避ける収納法は、4つあります。
[1] 収納家具の中に収める
[2] 空中に浮かす
[3] キャスター付き台に置く
[4] BOXやトレーの中など、範囲を決める
「モノを直置きしないようにする」と決めたら4つの方法で工夫してみましょう。これまで10回かけてどかしていたモノが、1回で済みます。重たいモノも、キャスターで軽々と動きます。この違いが、毎日の重労働(家事)をずっと楽にしてくれます。
【まとめ】
Cさん、猫のトイレを1回でどかす収納法はいかがでしたか? 納戸の片付けが億劫になるのは、その前にある「大きな面倒」がわかっていたからです。フラット(床や天板の上)な場所に、モノを直置きしないこと。これだけで、面倒な気持ちが軽くなります。
――「お片付けSOS相談」は次回、4月1日(月)に更新!
<プロフィール>
伊藤まき(ito maki)
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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