『相棒』最終回が「タイムスリップ展開」で視聴者混乱! 「暴君」とウワサされる水谷豊は今
相棒最新シリーズ『相棒 season17』(テレビ朝日系)が3月20日、最終回を迎えた。ラストを締めくくったのは、視聴者の誰もが予想しなかった“SF設定”だっただけに、ネット上では「ついていけない」と話題になった。それと同時に、一時期メディアを賑わせた、水谷豊の“暴君説”が、再燃しているようだ。
最終回は、2019年に起こる「致死率100%のパンデミック」を阻止するため、2070年から兄妹がタイムスリップするSF展開。刑事ドラマでは考えられない設定に、放送中からネット上には「これが最終話で大丈夫なの?」という戸惑いの声が溢れかえっていた。
「主人公・杉下右京を演じる水谷は、単なる演者としてだけでなく、配役やストーリーにまで大きく関与していると、『相棒』の大ヒットが続いていた頃に、たびたび報道が出ました。初代のパートナー役だった寺脇康文の“卒業”は、水谷の意向が大きく働き、ここ数年は、脚本のコンペにも参加して、監督やプロデューサーに意見を出しているそうです。スタッフにとっては“暴君”的な存在になっていったとか」(週刊誌記者)
水谷のこうした“スタンス”は、現場でヒンシュクを買ってしまったのか、数年ほど前に各週刊誌が、水谷についてネガティブな記事を連発するようになった。
「『相棒』ファンの間でも、水谷がドラマ内容にまで大きな影響力を持っているとウワサになっていましたが、2016年頃には関係者の証言による報道が続出したことで、水谷の“暴君ぶり”はほぼ公然の事実となりました。同時期、水谷は視聴率低下のため焦りを感じていたようで、さらに“現場介入”が激しくなったと言われています」(同)
しかし、ここ数年ほどはマスコミ界隈に、こういった話が出回ることもなくなっているという。
「原因としては、水谷が自らメガホンを取った、肝いりの主演映画『TAP THE LAST SHOW』の大コケだと考えられます。『相棒』でタッグを組む東映が制作しましたが、まったく話題にならず『相棒』という土台なしには立ち行かないと痛感し、自らを律したのかもしれません」(配給会社関係者)
また、相次ぐネガティブ報道で、現場への“箝口令”がより厳しくなったのでは、という声も。
「証言者はテレ朝、それも『相棒』チームの内部犯行だと考えられ、水谷も相当ピリピリしていたそう。しかし、本人が『降板する』と言い出してしまうと、局としては大損失となるため、情報漏えいについて対策が講じられていました」(芸能プロ関係者)
今後も『相棒』シリーズは末永く続くとみられるだけに、ファンを混乱させず、かつ飽きさせない作品を作り続けてほしいものだ。