BTS、新アルバム予約が268万枚&トライストーンと提携! 絶好調でも「テレビ進出厳しい」ワケ
昨年、「原爆Tシャツ」騒動が物議を醸した韓国のアイドルグループ・BTS(防弾少年団)。日本国内では、一部ネットユーザーの反感を買っている中、先日は小栗旬らが所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」と業務提携を結んだことが明らかになった。また、最新アルバムの世界でのプレオーダーが200万枚を突破するなど、依然として勢いは衰えていないようだ。
「3月19日にアルバム配給会社『IRIVER』が発表した情報によると、BTSの最新ミニアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』(4月12日発売)は、先行予約販売が始まった同13日から17日のわずか4日間で、約268万枚のオーダーを受け付けたとか。昨年発売の前作『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』は150万枚の予約を記録していましたが、今作はこれを上回るハイペースです。BTSは日本での人気が高まる最中、メンバーが過去に原爆のキノコ雲の写真がプリントされたTシャツを着ていたことが判明し、猛バッシングを受けることに。予定していた日本の音楽番組への出演が取りやめとなる事態に発展したものの、世界的な市場においてのセールスや、音楽活動には特に影響が出ていないのかもしれませんね」(芸能ライター)
そんなBTSは、このほど小栗、綾野剛、坂口健太郎など人気俳優が在籍する「トライストーン・エンタテインメント」と業務提携し、同社の公式HPの「MUSICIAN」欄には「業務提携」の文言入りでBTSの写真が掲載されている。同社とのつながりといえば、昨年4月期に放送された坂口主演の連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の主題歌にBTSの「Don’t Leave Me」が起用されていた。今回の業務提携を受け、日本のファンは「これで露出が増える!」「テレビでも見られるようになりそう!」と喜ぶ半面、ネット炎上を恐れているというが……。
「トライストーンが請け負っているのは、BTSの楽曲をドラマなどで使用するための営業で、当人たちの露出や音楽活動に本格的に関わっているわけではないようです。またテレビ局サイドも、原爆Tシャツ騒動の大炎上を目の当たりにしているので、オファーしにくいのが現状でしょう。なおトライストーンは昨年、騒動の影響により、業界関係者がBTSに近づき難い状態になっていたところ、一本釣りに近い形で業務提携を決めたといいます」(芸能プロ関係者)
今年も7月に大阪・ヤンマースタジアム長居や、静岡・エコパスタジアムでコンサートの開催が予定されているBTS。日本の音楽番組に出演できる日は来るのだろうか。