美 少年は“問題映像”で一部削除に、Snow Man・向井の発言が批判招く【Jr.チャンネル週報】
13日の動画は「Snow Man 【滝沢歌舞伎ZERO裏側】京都南座の舞台裏お見せします!」(再生回数は15日時点で15万台)。新メンバー・村上真都ラウールを除く8人は2月に『滝沢歌舞伎ZERO』公演のため京都四條南座のステージに立っており、今回は舞台見学に訪れた村上も撮影に参加している。冒頭、阿部亮平が「今回は南座の裏側を探検しちゃいます!」とアナウンスすると、向井康二は「許可取ったんですか、それ?」と、確認。「許可取ったよ、もちろん」(阿部)と答えるも、向井に乗っかってほかのメンバーが「本当に? これヤバイよ。許可取ってなかったら」(佐久間大介)「勝手にやってないですか? 大丈夫ですか」(目黒蓮)と疑い、あらためて阿部が「『滝沢歌舞伎』で南座にお世話になってるわけだから。そこは探検しなきゃ」と、言い聞かせた。
しかし、やたらと“許可”を気にかける向井は自身がファンを公言する渡辺翔太に話を振り、「取ってます」(渡辺)「翔太くんが言うならね」(阿部)「ね、間違いないな」(佐久間)と、ようやく納得。阿部が「な、なんで俺じゃダメなんだよ!」と怒りを露わにした時も、「阿部くん、ちょっとね……」(向井)「ね、ちょっとね……」(佐久間)と、わかり合う2人。宮舘涼太が「ラウールのために僕らが南座を案内する。許可取ってるんで」と念押しした。この段階で岩本照&深澤辰哉が映っていなかったのだが、阿部は「ダメ出し中(修正確認)で今参加できないから、先に始めてて、後で合流」と、説明。
さっそく舞台裏ツアーが始まり、3階客席を見に行くと、博学な阿部が「もともと劇場には屋根がなかった。芝居するスペースの屋根のなごりが今も残っている」と、解説した。ここで、またも向井が「それは本当の話ですか?」と割って入り、「ここも許可必要!? うん、本当の話」(阿部)「翔太くん、これ本当の話ですか?」(向井)「本当」(渡辺)「じゃあ本当だ」(佐久間)「なんでそっち信じるの?」(阿部)と、佐久間も同調して“阿部サゲの渡辺アゲ”の構図を展開した。そんな間も村上はおとなしく、見かねた渡辺が「ラウール、しゃべろ!」と、アドバイス。本人は照れ笑いを浮かべ、「感動して言葉も出ないなっていう……」と、つぶやいた(目黒もだいぶ静かだけど)。
一行は、1階ロビーで「あべちゃんの天気予報」の貼り紙をチェック。会話がまったりしすぎていたところ、渡辺が「ちょっと、深澤のMCないとやっぱ安定しないな」と、本音をこぼした。天気予報士の資格を持つ阿部に、佐久間が「阿部ちゃん、今日(天気)合ってるんですか?」と聞き、「合ってるはずだよ!」と、キレ気味に返答。そのやりとりを受けても、渡辺は「こういう佐久間の細かいボケを、結構ね、意外と岩本さんが拾ってたりするから。安定しないわ!」と、岩本&深澤が抜けた穴は大きいと実感した様子。不在の2人の名前を出して必要性を訴えるという、渡辺なりのグループ愛が感じられる発言だった。
そして、1階客席に岩本と深澤が現れ、うれしそうに再会を果たすメンバー。「君たちは誰だい?」とボケる佐久間とは対照的に、渡辺は「君たち2人を待ってたよ。話してたんだよ。『MCがいないから安定してねぇーな』って」と、ストレートな言葉を投げかけた。今度は9人で衣装などが置いてある舞台の裏側へ。村上は東京・新橋演舞場公演(4月10日~5月19日)に出演するが、深澤は「ラウールもだから、着るんですよ。こういうダテ様(宮舘)がデザインした衣装を」と、告げた。圧倒されっぱなしなのか、社会科見学モードの村上に、深澤が“お前も演者になるんだぞ”と現実を突きつけているように感じたのは、筆者だけだろうか。
同舞台名物のメカ太鼓の前にやって来た場面では、向井が「それ映せないです、ごめんなさい!」「企業秘密なんで」と言いがかりをつけ、渡辺に許可済みかどうかを確認。村上も同様に渡辺好きを宣言しているだけに、深澤が「翔太はもう無理だよ。ラウールから……」と、向井の猛烈アピールは効かないことを指摘した。これに対し、「そうなんすよ。今日もなんかちょっと元気になりましたもん。ラウールが来て。ラウール来たら、絶対(肩に触れながら)こうやってやるんですよ、翔太くん。俺、されたことないんですよ」と、むくれる向井。勝手に三角関係状態にされてしまい、渡辺自身は「いいよ、このくだり!」と、吠えた。
次にステージフォト売り場へ行くと、村上が「圧倒的に7番!」と、渡辺のカッコイイ写真を選び、向井は「僕も7番買いますよ!」と、ライバル心むき出し。村上VS向井の関係性が出来上がる中、オリジナルメンバーは「俺、この佐久間好きだけどね」(岩本)「18番の佐久間も結構好き」(阿部)「このキメ顔も結構、このキメ顔ヤバい!」(岩本)「佐久間、いいよ全部!」(阿部)と佐久間をイジり、向井主導の流れを打ち切った。以降は楽屋も公開という大サービスぶりで、ファンにとって貴重なカットが続々。
最後に感想を求められた村上は「スゴい、貴重な経験ができて良かったですよね」と述べたが、深澤は「そうだよね。でも、あなたもこれで4月・5月は『滝沢歌舞伎』やらなきゃいけないわけですからね。9人で、Snow Manで頑張っていこう」と、緊張感を与えた。さらに、エンディングも許可問題に厳しい向井が「これカツラ映してますけど、許可取ってるんですか?」と、質問。「許可取ってる」(深澤)「信用できないです。翔太くん、許可取ってるんですか?」(向井)と、再び渡辺への絶対的な信頼を強調する一幕があった。途中からしつこいな~と思い始めたはずが、結果的に許可の確認出た! と、なんだかんだこのくだりを待っていた自分に気がつく。
ところが、一連のシーンはSnow Manファンの気に障ったようだ。コメント欄やTwitter上の反応を見てみると、「翔太のこと好きなのはわかったけど、阿部ちゃんを下げるような言動は不愉快」「誰かを下げるボケは面白くない。関西ではそれが通用してたかもしれないけど、Snow Manはそういうのがないから純粋に笑えたのに」「自然な会話から笑いを生み出すSnow Manが好きだったから、違和感しかない」「当たり前だけど6人の空気感とは違う」と向井への手厳しい批判や、「ラウール、Snow Manのメンバーなんだからいつまでも『翔太くん以外興味ありません』みたいなのやめた方がいい。ほかのお兄ちゃんも平等に見てほしい」といった声も。
最初はなかなか話に入れず、身を任せている状態だった向井がせっかくしゃべれるようになったのだから、個人的に長年のSnow Manファンにはもう少し温かい目で見守ってほしいものだ。
(中村チズ子)