1カ月以上もレギュラー番組を欠席していたウーピー・ゴールドバーグが、「肺炎になって死にかけた」と告白
尿もれナプキンの広告塔を務めたり、生理痛や月経不順で苦しむ女性のために「塗ったり食べたりできる」合法マリファナ製品を販売したり、「着心地が悪いから40年間ノーブラ」と告白したり、“話題にしにくい女性の悩み”をさらりと口にし、多くの女性を励ましてきた女優のウーピー・ゴールドバーグ。
ユニセックスな外見についても「みんな映画スターはグラマラスだと思ってるけど」「グラマラスをキープするのは本当に大変なわけ。私は基本的に怠け者だからムリ」とぶっちゃけ、自然体な言動で人気を集めている。その人柄から、2007年以降は“女性司会者たちがニュースについて意見を交わす”人気トーク番組『ザ・ビュー』の司会者として、お茶の間の顔になっている。
そんなウーピーが2月6日を最後に、『ザ・ビュー』を欠席。共同司会者のジョイ・ベハーは毎回番組の冒頭で「ウーピーは病気で自宅療養しています。回復していますから」と説明するものの、姿を見せなくなり1カ月以上たった頃から「深刻な病気なんじゃないか」「ウーピーは実はもう死んでる」といった説がネットで流れるように。
ウワサが本人の耳に届いたのか、現地時間3月8日、『ザ・ビュー』では、ウーピーが自宅で撮影したビデオが放送された。
ウーピーはいつもと変わらぬ姿でソファーに座り、「ヘイ、みんな! 私はここにいるわよ。立って動き回ってるわ。てきぱきとは動けないけど大丈夫。死んでないわよ」と笑い、「肺炎になってね。敗血症にもなっちゃったのよ。両肺とも肺炎で、水がたまった状態で。ほかにも、いろんな症状が起こってね。この世とおさらばする寸前まで行ったのよ。大丈夫だからよかったけど」と、深刻な状態に陥ったことをさらりと明かした。
続けて、「みなさん、お見舞いの言葉ありがとう。私のファンじゃない人からも親切な言葉をかけてもらって」「まぁ、私が番組に復活したら、そんな言葉もかけてもらえなくなるだろうけど」とウーピーらしいウィットに富んだ冗談を飛ばした。
そして、「なかなか興味深い体験をしたの。番組に戻ったら、そのことを話すわ」と予告し、「みんなありがとうね、近いうちにまた会いましょう」と投げキッスをした。
出演作であり世界的に大ヒットした映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)では、長年霊視できるフリをしていたものの、急死した主人公と知り合い、本物の霊媒師となった女性を見事に演じたウーピー。そんな彼女が今回味わった「興味深い体験」とは、一体なんなのだろうか? 番組にカムバックし、面白おかしく語ってくれることを心待ちにしたいものだ。