「色気が押し寄せてくる……」『後妻業』木村多江を慰める高橋克典に視聴者大興奮
3月12日夜9時から第8話が放送される、木村佳乃主演ドラマ『後妻業』(フジテレビ系)。視聴率は第6話5.7%から第7話6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)へと上昇した。同作は黒川博行の小説を原作にした痛快サスペンスで、大阪を舞台に“後妻業”のエース・武内小夜子(木村)が老資産家を相手に遺産相続を目論んでいく。
第7話で朋美(木村多江)は、後妻業の黒幕・亨(高橋克典)に結託を打診したものの「これ以上関わらん方がええ」と追い返されてしまう。さらに探偵・芳則(伊原剛志)からは、小夜子のターゲット・笹島(麿赤兒)が死亡したとの報せが。小夜子の最初の夫と同じ練炭自殺だと聞き、朋美はこれまでの夫同様、小夜子が殺したと確信する。そこで芳則は朋美に、小夜子から父・耕造(泉谷しげる)の遺産を取り戻すための“計画”を打ち明けた。
小夜子と対面した朋美と芳則は、小夜子の過去の悪行をマスコミに流すと脅し、耕造の遺産の半分を要求。しかし小夜子は、拒否するなら民事訴訟も辞さないという2人を気にするどころか、新たなターゲット・船山(中条きよし)とのデートに浮き足立っている。一方、亨は小夜子が舟山にぞっこんとあり、微かな嫉妬心を抱いていく。
亨に呼び出された朋美が大阪に乗り込むと、そこには小夜子の姿もあった。小夜子は笹島から財産分与を断られており、笹島の死に関与していないという。さらに笹島を殺害したとして家政婦が逮捕され、動機も「怨恨」と判明。医師時代の笹島に息子を見殺しにされたと恨んでいたのだ。
東京に戻った朋美を待っていたのは、“不倫旅行”から帰国した内縁の夫・司郎(長谷川晴朝)。2人は話し合いの結果別れることとなった。朋美は寂しさを紛らわすため、「酒を飲もう」と芳則を誘うが、断られてしまい一人ホテルへと向かう。偶然、同じホテルに滞在していた亨は、酒をあおる朋美の様子がおかしいと察知し、優しく寄り添い酔いつぶれた彼女を介抱する。誘いを断ったものの、朋美の様子が気になる芳則。メールに記されたホテルのバーに向かうが、2人の姿を目にしてしまう。一方、大阪では、ホテルの一室で小夜子と舟山が体を重ね合っていた。
「今回のエピソードでは、傷心の朋美を慰める亨に視聴者の目が釘づけとなりました。敵対関係でありながら朋美を放っておけない彼の優しさに、視聴者からは『ヤクザものなのに、こんなの一発で惚れる』『高橋克典の優しさが、色気となって押し寄せてくる』『これがオトナの男の魅力ってやつか!』といった声が相次いでいます」(芸能ライター)
第8話では、舟山と男女の関係になったことを匂わす小夜子に亨が激しく動揺する。さらに小夜子が自分の部屋に舟山を招いて手料理を振る舞うと知り、入れ込みすぎだと警告。しかし恋に酔った小夜子の耳には届くはずもなく、反対に「嫉妬ちゃうか?」と痛いところを突かれてしまう。苛立ちを抑えきれなくなった亨は、何とかして小夜子の目を覚まそうと躍起になっていく。
「予告映像では舟山が本性を現し、小夜子が追い込まれてしまうという衝撃的な展開が。ネット上でも『ボロボロにされる小夜子なんて見たくない!』『「後妻業」史上最大の緊迫回になることは避けられない』と関心が高まっています」(同)
突如として舟山に牙を剥かれた小夜子。一体どうなってしまうのだろうか。