『後妻業』歯に青のりをつけた木村多江に「振り切ってる!」と驚きの声
3月5日夜9時から第7話が放送される、木村佳乃主演ドラマ『後妻業』(フジテレビ系)。視聴率は第5話5.6%から第6話5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増した。同作は黒川博行の小説を原作にした痛快サスペンスで、大阪を舞台に“後妻業”のエース・武内小夜子(木村)が老資産家を相手に遺産相続を目論んでいく。
第6話では探偵・芳則(伊原剛志)と関係を持ってしまった朋美(木村多江)が、互いのことを考えて「これきりにした方がいい」と告げる。一方、小夜子は資産家の笹島(麿赤兒)に、「自分に遺産を残してほしい」と“プロポーズ”。笹島はプロポーズのみ受け入れたが、財産分与については時間が欲しいという。
それから数日後、小夜子は司法書士・新井(河本準一)を連れて笹島邸を訪れていた。その瞬間を写真に収めた芳則が朋美に報告すると、小夜子のターゲットが自身のクライアントである笹島と知って驚きを隠せない。笹島を亡くなった父親の二の舞にはさせないと、朋美は小夜子を止めるべく、彼女のマンションに押しかけていく。
朋美の追及を巧妙な話術で、のらりくらりとかわす小夜子だったが、朋美のある言葉で怒りに火がつき、芳則と朋美の密会写真を突きつける。朋美は平静を装うも、内縁の夫とギクシャクしていることまで見抜かれてしまう。密会写真を得意先にバラまくと脅迫してきた小夜子に、朋美は「法的手段を考えます」と言い残して去っていった。
朋美の存在が疎ましい小夜子は、笹島と同時に新たなターゲット・舟山(中条きよし)に接近。舟山のルックスや財力に魅かれた小夜子は、舟山との食事もウキウキの様子だ。しかし、舟山から突然「単なる結婚相談所の会員じゃないのでは?」と指摘されてしまう。
その頃、小夜子のパートナー・亨(高橋克典)のもとを朋美が訪問。彼女は亨に「小夜子よりあたしと手を組みませんか?」と迫る。一方、芳則のもとには、笹島が亡くなったとの情報がもたらされていた。
「今回は朋美が“たこ焼き”を手土産に、小夜子の自宅に乗り込みましたが、歯に青のりをつけて小夜子と口論することに。視聴者も思わず吹き出したようで、『まさか木村多江の“歯に青のり姿”を拝めるとは』『歯に青のりつけた朋美にはびっくり。振り切ってる!』『もうここまでくると、多江さんもバトルを楽しんでる感じだよね』といった声が続出しています」(芸能ライター)
第7話では芳則から、笹島の訃報を聞いた朋美が、これまでの夫と同様に小夜子が殺害したと確信する。さらに、警察が他殺の線で捜査を始めると知り、朋美は芳則と次の作戦に打って出ることに。その頃、小夜子は「この苦しみから解放されたい。早う死んでしまいたい」とつらそうに話す笹島の姿を思い出していた。
「第6話で朋美が予想外の行動に出たことで、視聴者の間では次に朋美がどのような一手を打つのか注目が集まっています。小夜子に対して直接反撃の狼煙も上げるようで、ネット上には『朋美さん、いろいろありすぎてブチギレちゃった? この先どう動くか読めない……』『朋美にとっての第2ラウンド、超楽しみ』といった声が相次いでいます。」(同)
笹島の身にいったい何が起きたのか? 小夜子の口から語られる証言に注目しよう。