Snow Manがメンバー関係「こじれそう」、まるで“石原軍団”の美 少年・那須!【Jr.チャンネル週報】
27日公開のSnow Manの動画は「【新メンバー企画】京都の老舗天ぷら屋さんで大盛り上がり!後編」(再生回数は配信後2日で16万台)。舞台『滝沢歌舞伎ZERO』のため京都に滞在するメンバー(村上真都ラウール以外)で、加入したばかりの目黒蓮のウェルカム企画を実行。「京都祇園 天ぷら 八坂 圓堂」にて、目黒が食べたい食材を当てられた人のみが一緒に天ぷらを味わえるという、悲喜こもごもな反応が面白い企画となっている。先週の前編は目黒セレクトでとうもろこし、ホタテ、ウニを堪能した一方、B型同士でグループ加入前より目黒と仲良しの渡辺翔太、新メンバー・向井康二はお預けをくらっていた。後編は4品目の注文からスタート。次こそは射止めたい向井が「戻るパティーン(パターン)あります?」と聞くと、目黒は「戻る気はあります。残り(2品で)」と、打ち明けた。
向井は車海老を予想したのだが、目黒のオーダーは京都牛で、深澤辰哉、岩本照、そして念願の渡辺が正解。向井、前編は2連続で京都牛をコールしていたのに、ここへ来てなぜ車海老に変えてしまったのか……。初当選の渡辺が大ハシャギする間、向井の目はうつろになり、フードをかぶって天を仰いだ(とことん運がない)。もはや涙目で「めぐきゅん!」と責めた時、隣に座る深澤が「(予想を)言う前にこっちで『ふっかさん、肉じゃない。肉じゃない』って」と、暴露。1人だけ的外れな向井について、佐久間大介は「あいつ何もわかってねーな」と、吐き捨てた。しかし、ショックを受けてうなだれる向井の姿に、母性本能をくすぐられたのは筆者だけだろうか。
かたや、目黒に関して「めっちゃB型なのよ、この子。超気まぐれなの」「俺らのこと一切考えてないから」と先程まで毒づいていた渡辺は、「あいつ結構いいやつだな」と、ようやく京都牛にありつけた途端、態度をコロッと変える始末。そんな渡辺の対応をも左右させた問題の京都牛は、ほどよくレアに揚がり、“飯テロ”のビジュアル。筆者はおいしくないわけがない……と、目黒の高待遇に苛立ち始めてしまい、わりとローテンションで「肉がめちゃめちゃ柔らかいですね。そんでなんか、外が衣でコーティングされてて、中は噛むと肉汁がえげつないぐらい出てきます」と話す場面のクールさも、なんだか気に食わない。これが目黒のキャラクターなのかもしれないが、反応がクールすぎて、イマイチおいしさが伝わらないのだ。
対照的に渡辺はお肉を噛んで思わず笑みがこぼれ、「死ぬまで京都にいたい」「めっっちゃ美味しい!」と、感激。ラスト5品目、目黒はすでに頼んだ食材の“アンコール”も視野に入れている気配。阿部亮平、向井、岩本が再びのウニを予想したところ、目黒はウニを選んでおり、初めて当たった向井は両手を挙げて歓喜した。心の底からうれしそうな表情にこちらも「良かったね」という気持ちに。また、隣で向井の手を握る阿部の喜び方が、完全に“女子の仕草”である点に吹き出してしまった(男子部活の女子マネジャーみたい)。ウニのでき上がりを待つ間、外れた深澤が「マジ夜来ようかな」とボヤくと、「深Tubeやってくれるの?」(佐久間)「再生回数2」(岩本)「誰が見たんだよ」(阿部)「ふっかとふっかのお母さん」(岩本)「お母さん優しい」(阿部)と、初期メンバーの仲睦まじい会話も。
深澤の配慮で向井が先にウニをいただくことになると、口に入れた直後に目をつぶってウットリ。おいしさの波が押し寄せたのか、甲高い声で「ウゥ~!」(8分30秒頃)と取り乱し、「うまっ! めっちゃクリーミー! うわ、噛んだ瞬間にポワァってね~。うわぁ、いいウニ使ってますね~!」と、感動していた。打って変わって低体温の目黒は「俺もう、このラストの1個、めちゃめちゃ翔太くんにあげたい気持ち」と言い始め、さすがに渡辺は「もうね、それは悲しいわ……」「だって気使ってるだけだもん」と、拒絶(いらぬ同情は時に親切ではなく残酷)。とはいえ、渡辺は「それはダメ。企画に沿ってないから」と言いつつ、ほんの少しうれしそうだった。
その目黒は躊躇せずウニをパクリと食べ、渡辺は「あいつ……最低だな」と、カメラ目線でコメント。「もう俺、ホントに揚げたウニしか食わないです」と上から目線で発言し、個人的にこういった目黒のスカしたテンションが段々と鼻についてきた。渡辺は「新体制になったばっかだけど、ちょっともうこじれそうだわ」と、今後の波乱を予見。きちんと最後は「ホントにわざわざ僕のためにこんな企画を皆さん揃ってやってくださって、本当にありがとうございます」「こうやって美味しいものを食べさせてもらったんで、これからまたその分頑張っていくので、お願いします」と謙虚にお礼を述べる目黒だった。Snow Manにいなかったキャラとあって、次回以降も彼の一挙手一投足に注目していきたい。
(中村チズ子)