東山紀之&Sexy Zone・中島、『砂の器』出演も「最悪」「ぶち壊し」と批判噴出
これまで何度も映像化された松本清張の長編小説『砂の器』が、フジテレビ開局60周年特別ドラマとして、少年隊・東山紀之主演で3月28日に放送される。2004年にはTBS系のドラマとして、中居正広が“天才ピアニスト役”で主演を務めたが、今回は“天才作曲家役”を、Sexy Zone・中島健人が演じると発表された。しかし、ネット上では「ジャニーズのゴリ押しがひどい」「キャスティングでもう全部ぶち壊し」と辛らつな意見が飛び交っている状態だ。
「原作は、昭和の時代に起こったある殺人事件を巡るミステリー小説ですが、今回は時代背景に大きくアレンジが加わり、『18年ハロウィーン当日の東京・渋谷』が舞台になるそうです。これまでも映像化のたびに設定が少しずつ変わることはありましたが、ここまで大きな改編はなかったため、ネット上では『これはもう「砂の器」じゃない』『あの名作をこんな設定に変えるとか……最悪以外の言葉がない』と猛反発されています」(芸能ライター)
また、最近発表されたジャニーズタレント出演作が、ことごとく人気作品の“リメイク”だということについても、「名作潰し!」「人気に便乗してばっかりだな」と批判の声が集まっている。
「最近発表されて批判を浴びたのが、4月からスタートするドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)。二階堂ふみとW主演を務めるのは、KAT-TUN・亀梨和也です。12年に大ヒットした竹内結子&西島秀俊のドラマ『ストロベリーナイト』のリメイク版ですが、『このキャストならもう見ない』『新キャスト、イメージ全然違うんだけど……』とかなり批判が集まっていました。ほかにも、新選組副長・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎の長編小説『燃えよ剣』実写映画の土方役にV6・岡田准一、沖田総司役にHey!Say!JUMP・山田涼介が発表されると、こちらも『イメージに合わない』とキャスティングに不満の声が続出。岡田は今年放送予定のドラマスペシャル『白い巨塔』(テレビ朝日系)のリメイク作品でも主演を務めることが発表されていますが、こちらも同様に不満の声が続出しました」(同)
今回の『砂の器』については、特に中島のキャスティングに違和感を覚える人が多いようで、「演技ヘタなのに、なんでこんなにドラマ出演が続くわけ?」「中島の“ゴリ押し”がウザい」といった声が噴出している。
「中島はここ数年、ドラマや映画の主演が続いていますが、はっきり言って成績はどれもパッとしません。18年10月期に放送された主演ドラマ『ドロ刑‐警視庁捜査三課‐』(日本テレビ系)は、全話平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわず、同12月に公開された映画『ニセコイ』も、全国映画動員ランキング(興行通信社発表)で9位と大爆死しています。『演技がわざとらしい』『印象に残らないんだよなあ』と演技力の評価もイマイチで、今回の役についても『影のある役は無理でしょ……』『ヘタな演技で作品を壊すのだけは勘弁』と不満を買っているようです」(同)
“ジャニーズ”とつくことで、どうしても見る人のハードルは上がってしまうものだが、それを飛び越える作品を作り上げてほしいものだ。