関ジャニ∞・村上信五、「ずっと飯食える!」と“バーチャルジャニーズ”に独自見解示す
関ジャニ∞・村上信五がパーソナリティを務めるラジオ『村上信五くんと経済クン』(文化放送、2月23日)にて、ジャニーズの「バーチャルアイドル化」について語られる場面があった。
2月19日、ストリーミングサービス「SHOWROOM」とジャニーズ事務所の共同事業『Johnny’s × SHOWROOM バーチャルジャニーズプロジェクト』の発足が発表され、関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」の藤原丈一郎と大橋和也が、ジャニーズ初の“バーチャルアイドル”としてデビューした。藤原が海堂飛鳥(かいどうあすか)、大橋が苺谷星空(いちごやかなた)というキャラクターの声を担当。同日には「SHOWROOM」にて生配信が行われ、ファンの間でおおいに話題となっている。
この日の番組冒頭、共演の文化放送・長麻未アナウンサーから「関西の後輩がバーチャルアイドルデビューしたんですよね?」と質問された村上は、「SHOWROOMね、前田(裕二)さんの」と呼応。実は村上、1月5日放送の本番組にて“バーチャルYouTuber”の可能性について言及しており、滝沢秀明がプロデュースしたJr.内ユニット「SixTONES」のMVをCG加工して、メンバーを“バーチャルジャニーズ”にすることを提案していた。このとき村上は「タッキーに言うたろ思って。プロデュースでやってしまえば、こらもう、ずっと飯食える!」と、滝沢にアドバイスをする心づもりがあることまで明かしていた。また、2月9日の本番組には前田社長がゲスト出演しており、実は村上にとって『バーチャルジャニーズプロジェクト』は、深い縁のある企画だったのだ。
こういった経緯を踏まえ、長アナが「以前、村上さん仰ってましたよね、 バーチャルアイドルが来るって! これは村上さんが……?」と真相を確かめると、村上は「いや、ちゃうよ、全然!」とあっさり否定。しかし、前田社長が同ラジオにゲスト出演した翌日、事務所では『バーチャルジャニーズプロジェクト』についての講習会が行われ、続けて前田社長に会うことになったとか。ということで、同プロジェクトは村上の発案ではないようだが、「いい変化なんじゃないですか? おもしろい試みが、僕がJr.の時には考えられへんような仕事のジャンルになってるから」と感心していたのだった。
村上は、今後のバーチャルアイドルの展開に期待を寄せているそうで、「ひょっとしたらいろんな形でね、僕も、やるかもしれへんし……」と意欲的な発言も。長アナが「え! 出ちゃうんですか!?」と驚くと、村上は「知らんけど、そういう可能性も出てくる……ということでしょう」と自身が“バーチャルアイドル化”する可能性を示唆。しかし、「まあ、僕らみたいなのがやったらアカンやろけどな。後輩が頑張ってるところになあ、なんでもかんでも入っていくのはどうかと思うから」という先輩らしい気遣いも。
それでも長アナが“バーチャルアイドル・村上”の誕生を願うと、村上は「賑やかしですよ、僕なんかはホンマに。茶濁すだけですからねえ」と謙遜しながらも、「今後が楽しみですからね! どういった形で広がりを見せて成長していくのかというのも踏まえて、楽しんでいただければと思います」と今後の展開におおいに期待を寄せていたのだった。
村上の視野の広さや、有能なビジネスマンとしての片鱗が垣間見えたような、今回のエピソード。村上が“バーチャルアイドル”としてデビューすることはあるのだろうか……?
(小沢由衣子)