関西ジャニーズJr.、“バーチャルアイドル”デビューも「魅力ない」「迷走しすぎ」と辛らつな声
2月19日、ジャニーズ初の“バーチャルアイドル”が誕生し、第1弾を関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子の大橋和也と藤原丈一郎が務めることが明らかになった。スマートフォン端末やパソコンから生配信や視聴ができるアプリ「SHOWROOM」とジャニーズ事務所による共同事業で、同日夜にはそれぞれライブ配信を行ったのだが、ネットユーザーからは「まったく魅力がない」「ジャニーズがこれをやる意味がわからない」と、批判的な声が多く上がっている。
“バーチャルアイドル”とは、仮想空間の中で活動する架空のアイドルのことで、藤原が「海堂飛鳥(かいどうあすか)」、大橋が「苺谷星空(いちごやかなた)」というキャラクターの動きや声を担当する。
「キャラクターのビジュアルは、海堂が“金髪のクール系男子”、苺谷が“元気いっぱいかわいい系男子”ですが、一般ユーザーからは『さすがにキャラクターのビジュアルを美化しすぎでしょ』『なんでも二次元にすればいいってもんじゃない』と、あまり評判は良くないようです。また、実際に配信を見た人たちからは『声に全然魅力がないんだけど……』『もっとイケメンボイスの人が良かった』『二次元アイドルは声が命なのに、ジャニーズだからって勘違いしてない?』と辛らつなコメントも散見されました」(芸能ライター)
さらに、昨年10月に誕生した、大橋、藤原、西畑大吾、道枝駿佑、大西流星、長尾謙杜、高橋恭平からなる7人組ユニット“なにわ男子”は、連続ドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)で密着映像が放送されたり、関ジャニ∞の横山裕、大倉忠義とともに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演したりするなど、デビュー前にもかかわらず、最近かなり“推されている”印象がある。
「グループ誕生と同時に人気グループになりつつありますが、今回、藤原と大橋のバーチャルアイドルデビューについては、『新しいことを始めてくれるのはうれしい!』という声がある一方で、『これでCDデビューが遠のくってことはないよね?』『なにわ男子が推されてるのはありがたいけど、こういうのは求めてない』『これでファンが喜ぶとでも……? ジャニーズ、迷走しすぎ!』と、ファンの中からも不満を訴える声が続出しています」(同)
しかし、19日午後9時半から行われた海堂(藤原)の初回配信は、9万6,000人を超える視聴者数を叩き出しており、注目度はかなり高かったようだ。
「アニメーションに声をあてるだけではなく、バーチャルアイドルは“中の人”の動きがそのままキャラクターの動きになるので、実際に配信を見て『思ったより楽しい』という声もありました。しかし、今回が第1弾ということで、早速第2弾について戦々恐々とするファンも。『なにわ男子、全員バーチャルデビューってことにしないよね?』『自担は絶対、絶対に選ばれないでほしい!』『今後も続いたら嫌だな……もうやめて!』といった悲鳴も聞こえてきています」(同)
Jr.に関する大きな動きといえば、1月15日、今後の新人発掘とJr.のプロデュースを行うジャニーズ事務所の関連会社「ジャニーズアイランド」の社長に滝沢秀明が就任。同時にJr.内ユニット・Snow Manのメンバーの増員を発表し、ファンから大ブーイングが起こったばかり。“迷走”との指摘も飛び交うジャニーズJr.は、一体どこへ向かうのだろうか……。