大泉洋、TBS日曜劇場『ノーサイド(仮)』に「池井戸作品見飽きた」「頼りすぎ」の声
大泉洋が7月期のTBS日曜劇場『ノーサイド(仮)』で主演を務めることがわかった。同枠で『下町ロケット』や『半沢直樹』などのヒット作を連発した池井戸潤の書き下ろし新作小説が原作となっているというが、ネット上では早くも「池井戸はもう飽きた」「おなかいっぱい」という不満の声が上がっている。
「大泉は、幹部候補と言われながらも上司に歯向かった結果、左遷されて出世レースから外れてしまったサラリーマンを演じるといいます。そして、左遷した先で成績不振の社内ラグビー部のマネジャーをすることになり、ラガーマンたちと“チーム再建”をかけて奮闘していく姿を描く作品になるんだそう」(芸能ライター)
池井戸原作のドラマといえば、「倍返し」のセリフで大ヒットとなった『半沢直樹』(2013)をはじめ、『下町ロケット』(15)『陸王』(17)などが有名だが、昨年放送された『下町ロケット』の続編には「期待外れ」という声もあり、人気に陰りが見え始めているという。
「15年の放送時、『下町ロケット』は最終回視聴率22.3%、全話平均18.6%という数字を記録しましたが、続編では全話平均13.5%に。一時期は11%台にまで落ち込み、『いつも同じような展開だから話が読める』『お馴染みのパターンで見飽きた』という声も続出。さらに、実質的な最終回はドラマ本編では描かず、『新春ドラマ特別編』に持ち越しするというやり方には、『最終回詐欺』『これはひどい』と呆れたコメントが噴出していました。」(同)
ネット上では、「主演や会社が変わるだけで、内容はほぼ同じ」との辛辣な指摘も上がっており、“大手企業VS町工場”や“内部組織の対立”といった構図そのものに「もう面白みを感じない」ようだ。さらに、同枠4月期の『集団左遷!!』(仮)も、銀行員が本部に立ち向かう姿を描く“企業モノ”とあり、2期続けての同テーマには早くも「おなかいっぱい」との声も聞こえる。
TBS日曜劇場の池井戸作品の多さには「池井戸に頼りすぎ」との批判が絶えないが、『ノーサイド(仮)』は未発表の小説という強みも。今までとは一味違う展開になることを期待したい。