“櫻井パパ”電通取締役就任で、嵐の「東京五輪参入」は確実!? 「コネの匂い」煙たがる人も
嵐・櫻井翔の父である電通執行役員・桜井俊氏が、3月から同社の取締役に起用されると報じられた。2016年、総務省事務次官を退任して以降、“櫻井パパ”の人事は世間から注目されてきたが、今回の電通取締役就任をめぐっては、「嵐が東京五輪に本格的に参入するのでは」といった声が噴出しているようだ。
嵐は1月下旬、2020年いっぱいでグループ活動を一時休止すると発表。記者会見では、大野智が17年6月中旬、ほかの4人に対して「2020年をもって、自分の嵐としての活動は終えたい」と話したことが明らかになっている。
「デビュー20周年イヤーである19年ではなく、20年を指定したことには、少なからず『嵐としてオリンピックに関わりたい』という思いがあったはず。櫻井は、これまでの実績により、日本テレビ系の五輪中継でキャスターを務めるでしょうし、相葉雅紀も『グッと!スポーツ』(NHK)MCを担当していることから、五輪関係の番組に登場すると予想され、SMAPなき今、国民的トップアイドルグループである嵐全員が、何らかの形で五輪に関わるであろうことは、想像に難くありません」(週刊誌記者)
電通は14年時点で、東京五輪の専任代理店に指名されている。開閉会式や聖火リレーに関しても、業務委託先として指定されているほか、組織委員会にもさまざまな面で影響力を持つだけに、同社と関わりの深いジャニーズ事務所が東京五輪に一枚噛むだろうことは、この時点ですでに各方面でウワサされていたものだった。
「こうした背景に加え、今回、俊氏が電通の取締役となったことで、嵐の東京五輪参入が確実視されたというわけです。もともとジャニーズの五輪参入をよく思っていない層は、『コネの匂い』を煙たがっていますが、彼らの人気に鑑みるに、当然『コネだけ』ではない。嵐がそういった声をはねのけ、どんな活躍を見せるかに期待したいですね」(同)
一方で、東京五輪の開催決定時点から、ジャニー喜多川社長は「自分も携わりたい」という思いを、ずっと口にしているという。
「ジャニー社長は、1964年に開催された東京五輪の盛り上がりを知っている世代だけに、20年の東京五輪にも並々ならぬ思い入れがあるようです。本音としては、やはり開会式に所属タレントを登場させたいところなのでしょうが、それでなくとも開催期間中に大掛かりなイベントを行うなど、そのための準備は何年もかけて水面下で進められています」(テレビ局関係者)
果たして嵐は、20年にどのような形で東京五輪に携わるのか。来年を心待ちにしたい。