「何様なの!?」「アドバイザーかよ」“上から目線”と批判された有名人たち
元フリーアナウンサーの小林麻耶が2月4日、自身のブログで結婚についてのアドバイスを行ったところ、一部ネット上で反感を買うこととなった。
「2018年7月に年下男性との結婚を発表し、翌月には芸能界から引退した麻耶ですが、現在もブログの更新は続けています。今回は、ブログ読者から『どうしたら旦那さんを見つけられるんでしょうか?』と質問されたのに対し、『本当に!結婚したいかを見つめる』『結婚にどんなイメージを持っているか?(悪いイメージがないかを見つめる)』『こんな人がいいなぁと思う旦那さんのイメージ像がある』『旦那さんがたとえいなくてもひとりでも満足しているか!(旦那さんがいたらさらに満足ぅ!の状態)』『好きなことや楽しいことや喜ぶことややりたいことを自分にさせている。』という5点を挙げました」(芸能ライター)
この回答に対し、ブログのコメント欄では「参考になります」「仰るとおりだと思います」など肯定的な意見が見られる一方、ネット上では「結婚した途端、上から目線かよ」と反感を買うことに。
「以前の麻耶は、“結婚できないキャラ”でテレビ出演していたため、こうして結婚を語ることについて、『突然アドバイザーかよ』『悪気のなさそうな上から目線が余計に腹立つ』という批判が上がっています。『何回読んでも頭に入らないアドバイス』『そのうち「運命の彼と出会える方法」とか語り出しそう』といった皮肉も聞かれます」(同)
有名人の発言が「上から目線すぎる」と物議を醸すことは珍しくない。2017年11月30日の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、“食”にただならぬこだわりを持つディーン・フジオカの「超絶こだわりグルメロケ」第3弾が放送されたが、不評の声が続出することに。
「ディーンはロケで訪れた店の味に首をひねり、店員へタレの材料を用意させて自分で作り直すなど、俺流を貫いていました。当然、ネット上には『面倒くせぇ~!』『こんな上から目線で店の味にケチつけるくらいなら、もう外食するな!』といったバッシングが飛び交いました」(同)
元AKB48・大島優子は、12年4月の『火曜曲!』(TBS系)初回放送で、第1回目のゲストとしてグループで出演したSMAPの木村拓哉から直接「上から目線」を指摘されたことがある。同番組は、そのSMAP・中居正広やAKBメンバーらがMCを務めていたのだが、
「MCのAKB48・峯岸みなみが『SMAPさんが最後に5人でプライベートで出かけたりしたのはいつですか?』と尋ねた時、中居らは『5人でプライベートで会うことはない』と答えたのですが、ここで大島が『じゃあ4人でもいいですよ!』と発言。すると、木村が『大島さんの、いきなり上から目線は何なの?』と、返したんです」(同)
ネット上には「木村も普段から偉そうだけどね」というツッコミもあったが、「大島はノリが軽すぎた」「大先輩のSMAPに対して、あの態度は失礼だよね」「これはキムタクが正しい」といった書き込みが上がることに。
また、木下優樹菜も、かつてレギュラー出演していた『PON!』(日本テレビ系)での発言が波紋を呼んだ。16年8月、リオデジャネイロオリンピック最終日の閉会式で行われた東京オリンピックへの引き継ぎセレモニーで、安倍晋三内閣総理大臣が「マリオ」に扮して登場した話題を番組で紹介した際、
「MCのますだおかだ・岡田圭右が『(安倍総理に対して)もう少し帽子を長くかぶっていたほうがよかった、とか言われていますけれど』とトークを振ると、木下は『よくやったと思いますよ』とコメント。これに岡田は『なんや偉そうに』とツッコんだものの、木下は笑うばかりで、ネットユーザーから『木下は何様なの!?』『なんで木下みたいに非常識なヤツがレギュラーなんだ』などと言われていました」(同)
上から目線もキャラも芸能界における武器の一つとして使うタレントもいるが、無自覚な“何様”発言は百害あって一利なし、かもしれない。