NEWS・小山慶一郎、『NEWSな2人』で「宇宙一かわいい」「デレデレ」と堂々ノロケのワケ
NEWS・加藤シゲアキと小山慶一郎がMCを務める『NEWSな2人』(TBS系)。2月1日深夜の回では、先週に引き続き、ペットブームの裏にある実態を取材した。
番組冒頭で、自身も猫を飼っているという小山は、「ペットの話をしたらデレデレしちゃう」と告白し、「俺も家ではみーちゃんって言ってた」と飼い猫の名前は“みるく”と明らかに。番組スタッフに「どんなところがかわいいんですか?」と問われると、「全部だよ」「自分の猫が宇宙一、かわいいんじゃないかと思う」と、みるく愛を語ったのだった。
そんな小山が向かったのは、不妊手術をせず無計画にペットを増やして飼育不可能となる「多頭飼育崩壊」と戦う動物保護のカリスマ・中谷百里氏が代表を務める「犬猫みなしご救援隊」だ。施設の中に入ると、部屋を埋め尽くす何十匹という大量の猫に、小山は少し驚きながらも取材。
中谷氏は「ここは、飼えなくなった、もしくは邪魔にされた、そういう子たち(犬猫)が暮らしてます」と殺処分対象の犬猫や多頭飼育崩壊を起こした猫を引き取っていると説明。栃木県那須塩原市にあるこの施設には、現在400匹の猫と102匹の犬が存在すると語る。また、スタッフは12名で、運営費はすべて寄付でまかなっているという。
この状況について、中谷氏は「これは問題を解決してるわけではなくて。殺さないことが良いことではなくて、途中で捨てることが一番悪いこと。殺す行政が悪いんじゃなくて、殺させる国民が悪いというところにいかないと、解決しないのではないかと」と持論を展開。そして、現在は「捨てるなら捨ててもいいよ。だったら(不妊)手術して産ませないようにして捨てろよ」という考えに行き着いたと話した。
取材を終えた小山は、多頭飼育問題について「原因が人間なら変えれそうだと思います。優しさと思いやりの方向性をもう一度見直す。そうすれば変わる入り口に立てると思います」とコメント。
一方、加藤は高齢で面倒を見ることができなくなった犬たちを預かる老犬ホーム「東京ペットホーム」代表の渡辺帝氏を取材。ペットを預けるのは、「自身が入院や老人ホームに入る人、介護を受ける人などの自分で育てられなくなった高齢者」だとし、飼い主の高齢化により、以前は10軒ほどだった老犬ホームも現在は 100軒以上と増加。また、価格は小型犬サイズで1年間60万円と入居金30万円がかかるという。
「決して安くはない」と加藤に、「そうですね。ただ飼い主さんにとってはオンリーワンの我が子だと思うんですよ。飼い主さんの思いをどこまで汲めるのかっていうのが老犬ホームとして大事」と渡辺氏は老犬ホームで大切にしていることを語った。
実家で15歳のダックスフントを飼っているという加藤は、「会っても僕のこともうわからない。目が見えていないんだと思う」「寂しさはもちろんあると思うんだけど、なんかこう本当に、そこまで長生きしてくれた以上のことはないと思うんですよね」と実家にいる犬に思いを寄せ、かつ「最期まで命と共存することの難しさは絶対にあるんですよ。飼う方が何か起きるかもしれないし、犬に何が起きるかもわからないし。支えていく方法は社会や第三者でしかないので、ペットを飼っていない人たちも考えていかないといけない問題」と持論を語った。
この放送にSNS上では、「ジャニーズがこういう番組してるの感心する」「シゲさんの眼差しが優しくてかわいくてきゅんきゅんする」「ペットブームに乗っかるだけじゃなく、こうやっていい面も悪い面も紹介してくれる番組は素晴らしいよ」などの声が集まっていた。