嵐・二宮和也、「お前『マネーの虎』みたい」とKAT-TUN・上田竜也の“熱血語り”に茶々
2月3日放送の嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)は、ゲストにKAT-TUN・上田竜也、塚地武雅、堀田茜が出演した。
今回の企画「ニノミヤ サブマリン」は、二宮のように芸能界という大海原で売れっ子として航海する芸能人がいる一方で、もがきながらもなかなか浮上できない芸能人、通称・潜水芸能人も数多くいる。そんな潜水芸能人の苦労や現実を知り、応援していくとうコーナーだ。
外国人タレントといえば、コメンテーターでおなじみのパックン(パトリック・ハーラン)、バラエティで活躍するボビー・オロゴン、ソフトバンクのCMでおなじみのダンテ・カーヴァーなどが有名だが、現在、日本にいる外国人タレントは6,000人以上。チャンスを掴める唯一の場所である、外国人ひな壇のバラエティ番組の席に座るだけでも、熾烈な争いが繰り広げられるという。
月収5,000円のロシア出身タレント・小原ブラス(26)は、「これ言っていいのかなって思うんですけど。自分も今20年(日本に)いて『日本人やがな』って思って。でも、こういったところ(番組)に呼ばれると、『外国人でいてほしい』ってなるわけですよ」「日本語ペラペラだともう(オーディションで)採用されないんですよね」「自分に嘘ついて生きてます」と、実は“外国人”を演じているという苦悩を告白。
これに対して、上田は「ウソついてて悲しくなんないの? そのまま出せばいいと思いますけどね。嘘つかないで。キャラ演じないで」とアドバイス。ブラスが「それで採用されたら……」と反論すると、上田は「後悔しません? 俺、嫌なんすよね。なんか自分が……」と熱く語り始めると、話を遮るかのように二宮は「お前のワンショット、“マネーの虎”みたいになってる。出資します! みたいな」と、2001~04年まで日本テレビで放送された投資家が起業家に対して出資の可否を決めるリアリティ番組『¥マネーの虎』(同)に出てくる熱弁する投資家たちに似ていると発言したのだった。
また、月収5万円のブラジル出身タレント・オジエル(44)は、「楽屋でネタをパクられる」と告白。ひな壇バラエティ番組の楽屋でスタッフに話したネタが、本番で別のタレントから勝手に発言されてしまったという経験を訴えると、上田は「パクられたら、こいつパクったって言ったら?」と助言するが、オジエルは「言えない」と返答。二宮が「もうマインドが日本人なんだね……」と、なかなか抗議できないという性格までもが日本人になっていると語ると、上田は「たぶん、俺の方が外国人だと思う」と、自身はネタをパクられたら絶対言うし、ケンカも辞さないと主張するのだった。
この放送にSNS上では、「上田くんのワンショットがマネーの虎って、 ばかウケ!」「売れない外国人タレントの方、大変なのね」「上田竜也がアツくて最高」などの声が集まっていた。次週も同企画は続くということで、熱い上田の発言に注目したい。