「金持ちアピールしたいだけ」「ヤラセ」“ドッキリ”企画で波紋を呼んだタレント3人
バラエティ番組での“ドッキリ”企画のヤラセ疑惑や、モラルを問う声は以前から聞かれているが、昨今も波紋を呼んだ番組がある。昨年12月30日に放送された『うわっ!ダマされた大賞』(日本テレビ系)での、King&Prince・平野紫耀の企画が「ヤラセ」だと批判されている。
内容は、池の中に脚立を立てて釣りをする「脚立釣り」に平野がチャレンジしようとするも、手本として脚立に座った男性がめまいを起こして池に落ちてしまう、というドッキリだ。
「仕掛け人が落ちた瞬間、平野はためらいもせず、池に入って救出するという“神対応”を見せ、『本当にかっこいい!』『なんて強くて優しい心の持ち主なんだ』と視聴者は絶賛。しかし一方では、水に溺れて衣服が重くなった男性を1人で担げるわけがないとして、仕掛け人が池の中で人形にすり替わっている、という指摘も飛び交うことに。『死ぬほどわかりやすいやらせ』『どう見ても仕込み』『台本通りだね』と“ヤラセ”を指摘する声が噴出しました」(芸能ライター)
モデルでタレントのみちょぱこと池田美優は、自ら仕掛けたドッキリで波紋を呼んだ。2017年9月14日に YouTubeでアップされた「Popteen」9月号(角川春樹事務所)のドッキリ映像に登場した池田は、事前に男性モデルと打ち合わせて、同席しているモデルたちをドッキリに仕掛けようとしたのだが……。
「モデルの男女数人でBBQをしている最中に、池田と男性モデルが口論に発展、最終的には掴み合うまでのケンカになるというドッキリ。YouTubeの動画では、池田が事前に男性と相談している様子が収録されているのですが、そのシーンをカットした映像がSNS上で出回ってしまい、『みちょぱ怖い』『ケンカがヒドすぎる』といった声が上がる事態に。池田は自身のTwitterでドッキリだと説明しましたが、それでも『意外とガチっぽい感じの喧嘩でビビった』『ドッキリとわかってても怖い』という声が寄せられてしまいました」(同)
人気ユーチューバー・ヒカキンも、ドッキリ企画でさまざまな反応を呼んだ。ユーチューバーグループ「東海オンエア」の動画に出演したヒカキンは、同グループのてつやが購入する高級時計を当てなければ、自身も高級時計を買わねばならないというドッキリにはめられた。
「これにより、ヒカキンは1890万円の高級腕時計を購入。しかし、ドッキリ動画の公開から2日後、1月8日にアップした動画では、時計により金属アレルギーを発症したと報告しました。時計をつけた数時間後に蕁麻疹が現れ、『8時間くらいしかつけてないからね!』と話すヒカキンに、同情の声が寄せられた一方、『1890万をポンと出すような金銭感覚についていけない』『金持ちアピールしたいだけにしか見えなくなってきた』『お金の使い方がおかしい』といった疑問の声も上がることとなりました」(同)
ドッキリに仕掛ける方、仕掛けられる方ともに、批判覚悟で臨まねばならなそうだ。
(立花はるか)