嵐、1日でファンクラブ会員10万人増も「転売目的?」「興味本位は迷惑」と既存会員が不満の声
1月27日、2020年をもって嵐としての活動を休止すると発表した嵐。その発表からわずか1日後の28日には、ファンクラブ会員数が約10万人増加し、およそ250万人にまで増えたということが複数のメディアによって伝えられた。嵐は4月13日から『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の追加公演をスタートさせ、そのファンクラブ申し込みがスタートしているだけに、新規入会した人は、これによりエントリーするのが目的とみられる。そんな中、ファンからは「転売目的ならやめて!」「ライブ行けなくなるかも」などの悲痛な叫びが上がっているのだ。
「基本的にジャニーズのコンサートチケットは、一般発売も行っているものの、ファンクラブに入っていないと手に入りにくいと言われています。『行きたければファンクラブに入る』というのが鉄則なのです。嵐のファンクラブ会員数が急増したのも『最後かもしれないから1回くらいはコンサートに行っておきたい』という人たちによるものだと思われます。ただ、従来のファンからは『ノリでコンサートに応募するのはやめて!』『本当のファン?』『長年のファンがライブに行けなくなる』『興味本位でとか、本当に迷惑』との声が続出しています」(芸能ライター)
ただ、もとから嵐のファンクラブ会員数は約240万人とあって、ジャニーズグループの中でも「コンサートチケットがなかなか手に入らないグループ」として有名。そのため、手に入れたチケットを高額で販売する“転売ヤー”の存在が、以前から問題視されていた。
「今回は特に、嵐にとっては“最後かもしれない”コンサートのため、レアチケットになるのは必至。『転売目的でファンクラブに入会した人も、かなり多い』と言われており、『転売ヤーは出ていって!』『こういう人たちのせいで落選したくない』と、ファンからは不安な声も出ている状況です」(同)
確かに、ファンクラブの新規会員がこれだけ増加したことで、相対的にチケットを手に入れられない既存会員が出ることは間違いないだろう。
「ファンクラブ内では『嵐ファンクラブの新規入会を検討されている方へ』との内容で、『抽選については、すでにご入会されている方を優先とさせていただく予定』と、既存会員に対して配慮があることが記載されています。ただ、純粋にタイミングが合わなくて会員になっていなかった人もいることから『みんなに権利があるのに、それはおかしい』『昔からのファンが優先されて当然』『既存ファンにも転売ヤーはいるでしょ。その人を排除して』と物議を醸しています」(同)
せっかく、嵐が「ファンが平等にコンサートに来られるように」と企画したコンサート。昔からのファン、新規ファンともに、純粋に応援している人たちへチケットが届くことを願うばかりだ。