『VS嵐』放送のフジ、活休発表で激震! 唯一の「2ケタ期待できる番組」終了で今後は?
2020年いっぱいでの嵐活動休止の衝撃は、『嵐にしやがれ』を放送する日本テレビ、『VS嵐』を放送するフジテレビの関係者の間にとっても、かなりのものだったようだ。同年中の番組終了こそ、ほぼ決定事項になっているというものの、最終回までの企画や“その後”に関しては、まったくの白紙状態とのこと。果たして、メンバーが望んでいる“ファンへのお返し”は、番組内でどれだけ実現できるだろうか。
「両番組は毎週火曜日、隔週ごとにそれぞれ2本撮りで収録されているのですが、番組スタッフのトップでさえ、会見当日1月27日の正午ごろに『今日、活動休止の発表をする』と、ジャニーズ事務所から聞かされたそうです。あまりの急の連絡に、さぞ驚いたことだと思いますよ。番組をどうするかなどについては、これから話し合っていくという状態だけに、現時点で局として、何も発表できることはないようです」(テレビ局関係者)
『VS嵐』は木曜日、『嵐にしやがれ』は土曜日に放送されるが、今週の放送で、活動休止について触れるかどうかも、いまだ検討中のままだという。
「両番組は、現場スタッフだけでなく、局上層部にとっても、思い入れの強い番組と言えるでしょう。『嵐にしやがれ』は一時期視聴率が低迷し、16年には7~8%台にまで数字を落としていたものの、近年は復活傾向で、安定して2ケタを獲得。昨年2月には、16%超えを記録したこともありました。『VS嵐』も、バラエティでは1ケタ連発のフジにとって、ほぼ唯一2ケタが期待できる番組となっています。両局にとっては、視聴率に恵まれた番組を失うことが決定したということだけに、その落胆は計り知れないものがあるでしょう」(同)
そんな両番組の今後について、「活動休止前に終了する可能性は、現時点でほぼゼロ」(週刊誌記者)だという。
「メンバーやジャニーズサイドとしては、休止ギリギリまでやり遂げたいという気持ちが強く、局サイドとしても早期に打ち切る必要も理由もないはず。これから活動休止に至るまで、ファンへの恩返しとなるような新企画を始動させる……といった展開になるのでは。また、気の早い話ではありますが、マスコミ各社の間では、すでに両番組の後を継ぐジャニーズグループはどこなのかといった予想合戦が行われているんです」(同)
現状、名前が挙がっているのが、関ジャニ∞とKing&Princeだという。
「コンサート動員数や知名度だけで考えれば、関ジャニ∞ということになるでしょう。しかし勢いで言えば、昨年デビューしたばかりのKing&Princeもあり得ます。彼らはまだ、冠番組を持っていない状態で、年内には深夜帯で冠が作られるという情報もあるだけに、そこで経験を積んだ後、21年に晴れて、嵐の冠番組の枠を継ぎ、ゴールデンに進出するのではとウワサされているんです。ただし、その一方で、嵐のメンバーがピンでメインを務める番組がスタートするのでは……と見るマスコミ関係者もいます」(同)
嵐の活動休止後について、さまざまな予想が飛び交っているが、まずは今後の『嵐にしやがれ』と『VS嵐』の放送内容に注視していきたい。