『トレース~科捜研の男~』3話、幼女の死亡シーンに「重すぎる」「救いがない」と視聴者ぐったり
1月28日夜9時から第4話が放送される、錦戸亮主演の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)。視聴率は第1話12.3%、第2話11.8%と好調だったものの、第3話9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と1ケタ台に突入している。
同ドラマは、元・科捜研の経歴を持つ古賀慶氏の累計40万部突破の大人気コミック『トレース~科捜研法医研究員の追想~』(徳間書店)が原作。実際の事件や古賀氏の経験をベースに描いた本格科捜研サスペンスで、錦戸演じる科捜研の真野礼二が、現場に残された痕跡から“真実の欠片”を見つけ出していくというストーリー。
第3話では、絞殺されたと思われる少女・桃(高松咲希)をめぐる鑑定依頼が舞い込んでくる。遺体に暴行の形跡は見つからなかったが、虎丸良平(船越英一郎)の先輩刑事・鶴見茂(大地康雄)は、過去に起きた幼女連続殺害事件の手口と酷似していると指摘。過去の事件では、容疑者としてボランティア職員・西内(池内万作)が捜査線上に浮かぶも、決定的な証拠がなく逮捕には至っていなかった。
礼二は桃の遺体が発見された公園へ向かい、現場近くでタバコの吸い殻を回収。検出されたDNA型が西内と一致したものの、西内は「公園など行っていない」と証言。違和感を覚えた礼二が再び現場を訪れると、桃の同級生・唯(稲垣来泉)が「ごめんね」と手を合わせる場面に遭遇。しかし、礼二から声をかけられた瞬間、唯は怯えたような表情を見せ、走り去ってしまう。
そんな中、過去の事件で偶然録画されていた不審者と西内の衣類が一致し、ついに連続幼女殺人事件の容疑者として西内が逮捕される。ところが、西内は過去2件の容疑は認めたものの、桃の殺害については否認。そこで、礼二が改めて桃の服を鑑定すると、遺体の足首を持って引きずった痕があることが判明。その後、唯と再会した礼二は、桃が仲の悪い両親を仲直りさせるため“自殺のフリ”をしようと計画していたことを聞かされる。しかし、首にかけたロープがきつく締まり、そのまま息絶えてしまったという。桃と一緒にいた唯は自分が警察に捕まると思い、遺体の隠ぺいを試みたのだった。
「今回は過去の幼女殺人事件と桃の事故が描かれ、視聴者から『重すぎる』と不満が噴出しています。事件を追っていた現役刑事が中盤で逮捕されてしまい、終盤には唯が桃の遺体を引きずる場面も。衝撃的な展開の連続に、ネット上では『女の子が友達の死体の足持って引きずるとか強烈すぎ』『よく月9でやろうと思ったな』『救いがなくてつらい……』といった声が相次ぎました」(芸能ライター)
第4話では、科捜研法医研究員の相楽(山崎樹範)の兄・浩司(やべきょうすけ)が遺体で発見される。頸動脈を切られたことによる失血死で、虎丸は首以外の傷がないことから顔見知りの犯行だと推測。一方、相楽は事情聴取で「兄には何年も会っていない」と証言。しかし、相楽の携帯には浩司から何件もの着信記録があり、事件当日には2人で会っていたことも判明する。
「殺人事件の容疑が科捜研メンバーに向けられるとあって、緊張感が一層高まる気配を見せています。予告映像には礼二に対して相楽が怒りを露わにする場面もあり、視聴者からは『相楽さんが逮捕されたらシャレにならないんですけど!?』『これまでの物語からするとバッドエンドもありえる』などの反応が続出しています」(同)
礼二は相楽の犯行を立証してしまうのか? 科捜研の鑑定結果に注目だ。