NEWS、ドームコンサートが「パニック」に!? 手越祐也による“問題”の衝撃理由
2018年はCDデビュー15周年のアニバーサリーイヤーとあって、3~5月にアリーナツアーを開催し、夏は東京・味の素スタジアムでの記念ライブと、大忙しだったNEWS。年末年始は12月31日、1月1日が京セラドーム大阪、1月6日と7日に東京ドームで『NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE-』を行ったが、本番ならではのアクシデントに見舞われたという。ラジオ番組『テゴマスのらじお』(MBSラジオ、1月23日放送)にて、手越祐也と増田貴久がドームコンサートの舞台裏を明かした。
オープニングトークで、昨年はライブの多い1年だったと振り返った2人。音楽番組などを含めて歌う機会が多かったためか、手越は「年末のちょっと特番の時に、1回喉やっちゃってさ。点滴しに行ったもん」と、災難を報告。手越と増田は「テゴマス」として、『CDTVスペシャル! クリスマス音楽祭2018』(TBS系、12月24日放送)で久保田利伸、DA PUMPのISSA、CHEMISTRYという豪華アーティストと一緒に名曲「LA・LA・LA LOVE SONG」を熱唱したが、これが「絶頂に声出ない時」だったとか。「悔しかった」と漏らしつつも、「突然、声出なくなっちゃって(笑)。で、みんなで打ち合わせしてる時に俺、抜けて点滴しに行くっていう。ハハハハハ!」と、明るく笑い飛ばした。
年末年始のドームコンサートは喉の不調こそなかったものの、一部公演でハプニングが発生。手越は「俺とシゲちゃん(加藤シゲアキ)のマイクが1箇所入れ替わっていたことがあるの。1月7日の東京ドームで。『チャンカパーナ』を歌った時に。マイクが入れ替わっちゃってたのよ」と、切り出した。テゴマスの2人いわく、マイクはそれぞれの声の大きさに合わせて設定されており、もともと声量のある手越のものは小さめに調整していたようだが、「俺のマイクがシゲのマイクになっちゃうじゃん。(自分の声が)超デカかったからね。マジで、本番の音源みたら、俺の声しか聞こえない。シゲのマイクで歌っちゃってるから。えらいこっちゃよ」と、異常事態を告白。
歌声は耳に装着するイヤーモニターを通して聞こえるそうで、増田も「パニックだよ、手越の声しか聞こえない。でも、俺はそのマイクが入れ替わってるって知らないから、(手越が)テンション上がってるなぁ~と思ったけど」と、当日の心境を打ち明けた。手越は次の曲へ向けて「どうしよう」と困惑しながら、「チャンカパーナ」のワンコーラスを歌った後、加藤と立ち位置が隣だったタイミングを見計らい、マイクを「スッて変えた」という。
手越が「シゲの声が俺の耳に返ってきてて、シゲは俺の声が入っちゃってるから、お互いわかるわけよ。ハッっと思って。まぁでも、ライブはやっぱハプニングあるからね」と冷静に述べたところ、増田は「まぁでも、もともとそのマイクが入れ替わったっていうのは、手越のせいなんだけどね」と、チクリ。この指摘を受け、手越は一緒にパーソナリティを担当しているフリーアナウンサー・宮島咲良に向けて、
「俺が反対側にはけちゃったの、前の曲だよね。違うスタッフに俺、マイクを渡したんよ。そしたらそのスタッフも、俺からマイクを渡されるはずがないから、テンパっちゃって。『チャンカパーナ』ってマイクスタンド(で歌う)じゃん。あれにそれぞれつけた状態でセットしてあるんだよ。それを逆につけちゃったの。普段、その人はシゲからマイクを受け取る人だったの。で、2個受け取っちゃったわけよ。それで(マイクスタンドに)逆につけちゃったの」
と、説明。どうやら、そもそも手越のケアレスミスがきっかけでマイクが切り替わってしまい、曲中に対応せざるを得なくなったようだ。また、番組内では1月1日の京セラドーム公演を見たリスナーのお便りも紹介。「『チャンカパーナ』が始まった際、手越くんだけがいなくて、あとから遅れてステージに上がって来たと思うんですが、何かあったんですか?」と質問が寄せられ、手越本人は「寝てました」と、一言。衝撃的な理由に対し、宮島が「ウソだろ!? やめろよ……プロやめろよ(笑)」と呆れ返ると、手越は「ちゃう、ちゃう、ちゃう」と訂正した。日にちは異なるが、これも「チャンカパーナ」前のスタンバイ中の出来事だといい、
「その前、バンドの皆さんが素晴らしい演奏をしてくれてるわけ。で、そのまま『チャンカパーナ』のイントロにつながって、俺らが踊り出すっていう演出だったんだけど。裏で着替えバーッてやって、その、舞台監督のね? 『NEWSさん出てください』っていうキュー(指示)を待ってたの。ただ、耳にイヤモニっていうの俺らしてるじゃん。そこに返ってくるはずだったんだけど。たぶん、俺のモニターを下げちゃってたんよ。で、俺ずっと待ってたんだけど来ないわけ、キューが。全然いつまでたっても。えっ、あれ? こんな長かったっけ? って。演奏……っていったら『タラララッ♪ タラララッ♪』って始まってたんよ。マジかーい! って思って。で、もう出るしかないよ。ノソノソと。始まっちゃったよ~! みたいな」
と、思い返した手越。言い訳を聞いた増田は「いや、これはもうだから、人に頼ってるからだよね」と突き放し、手越が「違うー!」と抵抗を示すも、「俺は、もう『NEWSさん出てください』の時には、なんなら俺はもうステージの上にいたからね」(増田)と、自慢げに言い切った。他人のミスを責める流れで悪ノリする増田に、手越は思わず「それは早い」「(ステージに)いちゃいけねぇーんだよ」とツッコミ。あらためて、増田は「普通に、手越出遅れたんだなと思った。だから俺、やっぱそういうのってジャニーズJr.の頃から、『臨機応変、どんな時でも対応しろ』みたいな教えがあるんで。俺、『ジャラララ♪』の瞬間に(手越のポジションを埋めるために)センター入ってるからね」「そういうのはもう、右足が勝手に動くよね」と、“ドヤ顔”が想像できる口ぶりで話していたのだった。
3月に始まる『NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA』では、こうした予想外の展開が起きないことを願いたいものだが……。