KinKi Kids・堂本剛、自身の生活環境について「すごい可哀想なエピソード」と語るワケ
KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が1月21日深夜に放送され、この日は堂本剛が登場した。
この日もさまざまな話題で盛り上がっていた同番組だが、その中でもっともリスナーからの注目を集めたのは、エンディングで紹介される身の回りに起こった出来事をポエムにする「お別れショートポエム」のコーナー。その中で紹介された「母から夕飯の献立がメールで送られてきた。『今夜はドリア』、その次は『今夜はサラダととうもろこし』。献立の落差がすごい」に、剛は苦笑いしつつ、「むしろとうもろこし、サラダに入ってるタイプのやつあるけどな」とツッコミを入れていた。
しかし剛は「でも幸せよ? 家帰ってなにか食べられるっていうのは。だってもう何十年とやってないわけですよ。それが幸か不幸かはわからないですけど」と言い、「だって今日も帰って、なに食べるかっていうのは考えてなくて。帰ってから『なににしようかな』って決めて、『いいや、もう今日これで』のときもあったり、『今日肉食べたいからこうやな』ってなるねんけどさ。奥さんとかいて、『今日ごはんこれ食べたいから作っといて』って言って出かけたり、めちゃめちゃいいやん」と思いを馳せていた。
さらに剛は「ドラマ(撮影)のとき、ロケ弁もいいねんけど、自分に優しくしたいなと思って、お弁当を自分のために作って持ってたりとか。この間の『未満都市』撮ってた時……」と、2017年7月にスペシャル版として放送された『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)の撮影の際、手作りのお弁当を持って行っていたことを告白。「たぶん、だから自分に優しくしてあげたかった時期やと思うねん、今考えると。それで、お姉ちゃんとかお母さんとかにも言って、お弁当食べてた。そしたら突発性難聴になったけど(笑)」と明かしていた。
17年6月に発症した剛の突発性難聴。剛は「弁当のせいではないと思うけど(笑)」と前置きしつつ、「たぶん、それくらいなんかあったんやろうね。自分、労わりたい気持ちがあったんやと思うけど」と、無自覚に体に優しいものを求めていた時期があったと告白。その後は最初の話題に戻りつつ、「手料理っていうのを随分食べてないよね」と吐露し、「(バラエティ番組の)ロケのときに来てくれたゲストの人が作った料理を食べて、幸せな気持ちになる。すごい可哀想なエピソードだよね。自分の彼女でもない人の、企画で作った料理に『女の子の手料理、久しぶりに食べるな』って」と自虐を交えて締めていた。
この日の放送にリスナーからは、「おふざけの話かと思ったら、急にまじめになってびっくり……」「笑いながら言ってたけど、今だからつらいこともこんなふうに言えるんだね」「剛君のお弁当の女子力よ……と思ってたら、突発性難聴の話で切なくなっちゃった」といった声が集まっていた。(福田マリ)