芸能
2週連続2ケタキープ!

『トレース~科捜研の男~』2話、『科捜研の女』と「やっぱりネタ被り」との声相次ぐ

2019/01/21 18:30
『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)公式サイトより

 1月21日夜9時から第3話が放送される、錦戸亮主演の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)。視聴率は初回12.3%を記録し、第2話では11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2週連続で2ケタをキープした。

 同ドラマは、古賀慶氏の累計40万部突破の大人気コミック『トレース~科捜研法医研究員の追想~』(徳間書店)が原作で、実際の事件や経験をベースに描いた本格科捜研サスペンス。錦戸演じる科捜研の真野礼二が、現場に残された痕跡から“真実の欠片”を見つけ出していくというストーリー。

 第2話では、科捜研のもとに、転落死した外科医・真田(名高達男)の服に付着していた血痕の鑑定依頼が舞い込む。捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)は、防犯カメラの映像から宮永渉(篠原篤)を逮捕。ところが、宮永のDNAは血痕のDNAと一致しなかった。それでも「宮永が犯人ではないか」と疑う虎丸は捜査を続行。しかし、真田と宮永の接点は見つからない。そんな中、礼二は事件現場で血の付着した古い折り鶴を発見し、宮永の指紋を採取することに成功。さらに、真田の娘・有里(関めぐみ)が遺品を整理していたところ、礼二が見つけたものと同様の折り鶴が発見された。

 そこで警察は、血痕と同じDNAを持つ男性を見つけ出して尋問を行うことにしたが、礼二は、男の腰にある針の痕に注目。DNA鑑定によって、男が宮永に骨髄提供していた事実を明らかにした。そして、骨髄提供を受けた宮永が血液中のDNAに変化を起こしたキメラ体質であることも判明し、事件は無事に解決するのだった。

「今回の事件では、DNA鑑定結果を惑わせるキメラという“特異体質”がポイントになりました。ところが、キメラネタは、2014年放送の『科捜研の女』シーズン14(テレビ朝日系)ですでに扱われた題材。ネット上でも指摘する声が多く、『「トレース」と「科捜研の女」、やっぱネタ被り感がハンパない』『ほかのドラマでもキメラネタがあったせいか今回はオチの予想が簡単だった』などの反応が相次いでいます」(芸能ライター)

 第3話では、絞殺と思われる9歳の少女(高松咲希)の鑑定依頼が科捜研に舞い込んでくる。遺体に暴行の形跡は見つからなかったが、虎丸の先輩刑事・鶴見茂(大地康雄)は、過去に起きた幼女連続殺害事件の手口と酷似していると指摘。鶴見は10年前に起きた事件の被疑者として西内智幸(池内万作)をマークしていたものの、証拠不十分として逮捕には至っていなかった。

 そんな中、捜査のため事件現場にやってきた礼二たちは、現場付近にタバコの吸い殻が落ちているのを発見。そして、そのタバコを鑑定した結果、西内と同じDNA型が検出されたのだった。

「予告の次点で、『幼女連続殺害事件』というキーワードに不快感を示す視聴者が多かったよう。ネット上には『月曜の夜に見るテイストじゃないと思うけど大丈夫なのか?』『次回も胸クソ展開の予感しかしない』といった声が続出しました」(同)

 3週連続で2ケタをキープできるのか? 視聴率にも注目だ。

最終更新:2019/01/21 18:30
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