アリアナ・グランデ、『千と千尋』「うたいましょう」に続いて『ポケモン』イーブイのタトゥーを入れる!
アメリカや日本をはじめ、世界中のティーンに絶大な人気を誇る歌姫アリアナ・グランデ。彼女は大のタトゥー好きで、大小さまざまなタトゥーを入れており、昨年8月にはインスタグラムのストーリーで、右腕に映画『千と千尋の神隠し』の主人公・千尋の姿を大きく入れたことを報告。これまでワンポイントのスタイリッシュなタトゥーが多かったことから、「大きすぎでしょ」「信じられない」「何やってるの?」とネット上が大騒ぎに。「勇敢な少女へと成長していく千尋の姿にインスパイアされた」というアリアナの説明にも納得できないという声が多く、「わけわかんない」と大不評だった。
しかし、アリアナはそんな世間のブーイングなどものともせず、年末にまたもや日本にちなんだタトゥーを彫った。千尋を彫ったタトゥー・アーティストのミラ・マリアに、左肘の内側に日本語で「うたいましょう」と入れてもらったのだ。これもインスタグラムで「めっちゃかわいいでしょ」と自慢げに公開したが、ネット上では「あなたの波瀾万丈な2018年を締めくくるのにぴったりな、クレイジーなタトゥーだね」と、またディスられてしまった。
今回もファンから嫌がられるかと思いきや、インスタグラムのお披露目写真のコメント欄には「かわいい!」という声が殺到。「私はロコンを入れたい!」「ブラッキーがいい」といった意見が書き込まれている。ポケモン人気のおかげなのか、大盛り上がりしているのだ。
実はアリアナのように日本にちなんだタトゥーを入れているセレブは多く、日本語タトゥーも珍しいものではない。
ロック歌手であり母でもあるP!NKは、右足首の周辺に「母 幸 実 寿」という漢字のタトゥー。ドラマ『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のデヴィッド役で知られるブライアン・オースティン・グリーンの胸には、姓の日本語訳をひらがなで入れた「みどり」というタトゥー。ドラマ『新ビバリーヒルズ青春白書』でアニー役を演じたシェネイ・グライムスは「滞在中に日本人の冷静さにハッとさせられた」ことから、右手首に「冷静」というタトゥーを入れた。
国民的オーディション番組『アメリカン・アイドル』第1シーズン優勝者である歌手のケリー・クラークソンは、首の後ろに「blessed(神の祝福を受ける)」の意味の「恵」という漢字のタトゥー。シンガーソングライターのスカイラー・グレイは右足の甲に「鯨を救え」というタトゥーを入れている。その意図は、「鯨を殺すのは日本人しかいないから、日本語で入れた」とのこと。
元UFC世界ヘビー級チャンピオンのフランク・ミアは、左上腕に「無条件の愛」、右上腕に「無冠の帝王」、背中上に「侍」のタトゥー。元WEC世界フェザー級王者コール・エスコヴィードは、右上腕に「尊敬」、左上腕に「恐れる」のタトゥーを彫るなど、海外の格闘家や武闘家たちも個性的なタトゥーを入れている。親日家の歌手ジョン・メイヤーに至っては、日本人彫り師・池袋初代彫みの手による見事な和彫りが、左腕全体に入っている。
イーブイのタトゥーが大好評のアリアナ。次は一体どんなタトゥーを彫るのか、楽しみである。