R・ケリーへの告発番組の出演依頼を断って、「偽善者」と叩かれていたレディー・ガガが公開謝罪
「私は1000%彼女たちの味方。彼女たちを信じているし、苦しみや痛みがわかる。彼女たちの訴えは広く知られるべきだし、深刻に受け止められるべきだと感じています」という出だしで、「R・ケリーに対する疑惑は弁解の余地がないもの」と『Surviving~』に顔を出した被害女性たちを擁護し、ケリーを批判。
続いて、ケリーとのコラボ曲について、「私も性的暴行の被害者です。あの曲とミュージックビデオ撮影をした頃、私は人生の暗黒期にいました。トラウマを克服できず、怒りで満ちあふれていたから、あのようなめちゃくちゃ挑戦的で刺激的なものを作ったのです」と説明した。そして、「もしできることなら、過去に戻り、若い自分に会って“セラピーを受けなさい”と言うわ」「そうすればPTSD(心的外傷後ストレス障害)で、(今自分が)頭がグチャグチャになっている状態だと理解することができるから。もし、セラピーを受けられるような状況じゃなかったら、“誰かに助けを求めるべき”だと言う」と弁解。
「過去に戻ることはできない。でも、私は前に進み、性的暴行の被害者である女性、男性、セクシュアリティや人種を問わず、すべての被害者たちの支援をすることはできる」と前向きな姿勢を見せ、「私はこの曲をiTunesや他のストリーミング・サービスから外すことにします。そして、もう二度と彼とは一緒に仕事はしません。私の若かりし頃に下した浅はかな判断、そして、このことをもっと早くみんなに伝えなかったことを深く謝罪します」と懺悔した。
「私はすべての性的暴行被害者を支援します」というツイートも添えたガガだが、「なぜ番組(『Surviving~』)に出なかったことについての説明はないの?」「番組出演を断った理由を言うべき」という指摘も。また、YouTubeに投稿されているケリーとの「Do What U Want」パフォーマンス動画には、「このパフォーマンス最低」「性的暴行加害者に体触らせて喜んでるなんて」「見ていて気分悪くなる」「ケリーもガガもキモい」というコメントが殺到し、炎上している。
アカデミー賞のノミネート発表は今月22日。無事ノミネートされ、2月24日に主演女優賞を獲得できるのか? また賞を獲得した暁には、スピーチでケリーの件について触れるのだろうか?